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| フォーマット | 書籍 |
| 発売日 | 2024年10月28日 |
| 国内/輸入 | 国内 |
| 出版社 | 開拓社 |
| 構成数 | 1 |
| パッケージ仕様 | - |
| SKU | 9784758924061 |
| ページ数 | 352 |
| 判型 | A5 |
構成数 : 1枚
第I部 語の意味と文の構造
第1章 意味合成の領域とレキシコンからシンタクスへの写像
工藤和也
第2章 「場所格交替」再訪 ―多義性と強制に基づく項交替―
岸本秀樹
第3章 韓国語における受動文の派生と二重使役の衰退について
青柳 宏
第4章 「ではないか」構文における節構造と上方再分析
森山倭成
第5章 とりたて詞の焦点拡張と多重生起 ―複文における対比のハを中心に―
佐野まさき(真樹)
第II部 語用論的意味をめぐって
第6章 日本語の指示詞の意味と語用論 ―ソ系指示詞の直示用法を中心に―
澤田 淳
第7章 「普通に」における語用論的意味 ―客観化・対人化―
日高俊夫
第8章 「Vすることを始める」の持つ「習慣性」―統計モデリングを用いた容認度判断の検証―
山田彬尭
第9章 テシマウは本当に完了のアスペクト形式なのか
中谷健太郎
第III部 語や形態素の意味・構造・機能
第10章 ダケの語彙的意味 ―度数の意味から排他性へ―
富岡 諭
第11章 動詞「掘る」の多義性について
澁谷みどり
第12章 5種類の接辞「っこ」の意味と機能
木戸康人
第13章 分散形態論と語彙的V-V複合語の意味構成
田中秀治
第14章 日本語数表現に見る異形態
依田悠介
近年のレキシコン研究は、単に語彙の分析にとどまらず、意味と語用のインターフェイス、構文や語形成との関係を視野に入れた新たな探求が展開されている。本書は、レキシコン理論における「語彙の情報とは何か」という究極の問いに答えるべく、概念意味論、生成語彙論、分散形態論、形式意味論などの理論的枠組みや、実験、定量的分析といった研究手法に基づく論考を収録し、レキシコン研究に新たな視点をもたらす意欲的な論文集である。
執筆者(五十音順):青柳宏、岸本秀樹、木戸康人、工藤和也、佐野まさき(真樹)、澤田淳、澁谷みどり、田中秀治、富岡諭、中谷健太郎、日高俊夫、森山倭成、山田彬尭、依田悠介

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