古くはRAINBOWに始まり、時代を経てRHAPSODY(OF FIRE)やTWILIGHT FORCEと受け継がれてきた、剣・魔法・神話などのファンタジックな世界観を前面に押し出したバンドの中で、最も若手のバンドとして2022年にデビューしたのがイギリス出身、FELLOWSHIPが遂に完成させた最新作は、緩急を備えたスピード・ナンバーからメロウなバラードまで、ツアーや様々な経験を経て一回り大きくなった彼らが表れた作品で、完成度の高いシンフォニックなパワー・メタル作品となっている。是非ともこれからの彼らの成長にもご期待頂きたい。 (C)RS
JMD(2024/11/02)
古くはRAINBOWに始まり、時代を経てRHAPSODY(OF FIRE)やTWILIGHT FORCEと受け継がれてきた、剣・魔法・神話などのファンタジックな世界観を前面に押し出したバンドの中で、最も若手のバンドとして2022年にデビューしたのがイギリス出身のこのFELLOWSHIPである。
デビュー作「The Saberlight Chronicles」はメンバーの若さとは裏腹に、確固たる技術、そして何よりそのファンタジックな世界観を構築するための作曲能力がずば抜けていたことが挙げられる。メロディ派のファンをアツくさせる、煽情的なメロディ、コーラス、ハーモニーはどれをとってもベテラン・バンドに引けを取らない完成度で、特に日本のファンの琴線にいち早く触れ、無名の新人ながら好セールスを記録した。
その人気に拍車をかけたのが、翌年に早々に決まった初来日公演である。フェス形式での参加で、フルセットでは無い短いセットリストではあったものの熱演を繰り広げた。更に曲間ではヴォーカルのマシューが、たどたどしい口調ながら全て日本語でMCを行うなど、誠実な人柄が日本のファンに伝わる一面もあったことを付け加えたい。
そんな彼らが遂に完成させた最新作は、緩急を備えたスピード・ナンバーからメロウなバラードまで、ツアーや様々な経験を経て一回り大きくなった彼らが表れた作品で、完成度の高いシンフォニックなパワー・メタル作品となっている。是非ともこれからの彼らの成長にもご期待頂きたい。
発売・販売元 提供資料(2024/09/25)