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脳の落とし穴、愛着の忘れもの 発達障害の謎にせまる

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構成数 : 1

前篇 発達障害はどう「謎」なのか

対論1 増えつづける発達障害――統計への疑問
統計的な数字から生じる違和感/配慮を必要とする子どもは増えているのか?/発達障害という概念が及ぼした影響/発達障害の概念が受け入れられた理由/多くの社会的変化が関与している

対論2 疑問から出発して――迷うことを大切にする
違和感に立ち戻って/感性を手掛かりに探求を深める/子ども理解の視点が抜け落ちている?

対論3 迷いながらの出会い――発達障害という見方
うかつに介入できないという空気/情緒のやりとりに注目すると/脳の機能障害という仮説/学生相談のなかで/臨床心理士として学校に入って

対論4 発達障害を疑問視する――愛着という視点
発達障害という概念を怪しむ言説/親を苦しめないための方便として/脳の障害ではなく関係障害とする言説/発達障害「もどき」の提唱/先天的障害説に疑義を挟む動物行動学者の観察から/親子関係が変わると状態が変わる/苦しみながらの真摯な模索

対論5 愛着障害の視点―――愛着形成不全とは
クローズアップされてきた「愛着」/先天的なものとの鑑別が難しい?/愛着形成不全という表現/アメリカに追随してきた理論

対論6 愛着形成不全を読み解く―――対象関係論を手がかりに
人生早期の母子関係に着目する/投影して同一化するとは?/感覚過敏をもたらす安心感の希薄さ/「こころ」をもった個人になるということ/思いを巡らせ、受けとめ、返す/二次障害としてのいじめ/受けとめられない親の背景/子どもの「心持ち」に応える


後篇 時代と社会とこころ

対論7 生きる速さの変化――SNS情報社会の到来
生きる速さが増した時代/速さの変化が親子関係に影響する/神話的時間と現実の日常の時間/望んだ変化で苦しむことにも/生物時間と社会時間のギャップ/変化が激しい環境で子どもは育つのか/カウンセリングはゆっくり生きる知恵/情報が爆発的に拡大している/地球温暖化と同じ根をもつ?

対論8 情報に曝され――生きる速さだけでなく
情報機器の進化による影響/機械にさらわれる子ども/人さらいが家の中にいる/おぶいひもを使わなくなった

対論9 原初的な受信機能――情報の影響だけでなく
原初的な能力がはたらきにくく?/自然から離れた生活で/親も時代と社会の波のなかで/子育ての技術化、知性化そして教育化/子どもとの響き合いを難しくする/不安の解決をラベリングに求める

対論10 気持を分かちあえない――受信機能だけでなく
愛着形成不全の最大の不都合/生後すぐからの情緒のやりとり/ともに眺めるという視点から/身体接触をいやがる/視線が合わない/人間の絵が描けない/笑顔と泣くこと/情緒のズレは心理療法の試金石/わかる・自分と分かちあう

対論11 コミュニケーション――こころがうるおう会話
言葉のやりとりの底流に/情報的・情緒的コミュニケーション/形のないものを見ること/薪ストーブとのコミュニケーション/「わかる」感覚を基盤にして/不都合の原因も解決策も外にある/こころがうるおう会話/オンラインで情緒的会話は?/直接会った体験で感じたこと

対論12 子どもが育ちにくい社会――コミュニケーションだけでなく
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  1. 1.[書籍]

発達障害を「先天的な脳の機能障害」とする説が浸透しています。そのことで親は「育て方の問題」という偏見から逃れられ、子への支援もスムーズとなりました。ただ、そこに落とし穴があります。大人の「致し方ない」という諦念が子どもとの"つながり"を妨げ、心の通う"交わり"が希薄になってきたのでした。そこで本書では大胆にも、発達障害を〈愛着〉という視点から捉え直します。――異なるスタンスの心理カウンセラー二人が、臆することなく考えをぶつけ合うライヴな「対論」形式で、読む者をグイと引き込みます。

作品の情報

メイン

フォーマット 書籍
発売日 2024年09月27日
国内/輸入 国内
出版社木立の文庫
構成数 1
パッケージ仕様 -
SKU 9784909862372
ページ数 256
判型 46変形

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