書籍
書籍

五木寛之セレクションV【恋愛小説集】

0.0

販売価格

¥
1,980
税込
還元ポイント

販売中

お取り寄せ
発送目安
2日~14日

お取り寄せの商品となります

入荷の見込みがないことが確認された場合や、ご注文後40日前後を経過しても入荷がない場合は、取り寄せ手配を終了し、この商品をキャンセルとさせていただきます。

フォーマット 書籍
発売日 2024年10月29日
国内/輸入 国内
出版社東京書籍
構成数 1
パッケージ仕様 -
SKU 9784487814527
ページ数 408
判型 46

構成数 : 1枚

  1. 1.[書籍]

五木寛之の二大恋愛小説がここに甦る。

『燃える秋』
五木文学最高の恋愛小説と呼ばれる『燃える秋』。祇園祭の京都から灼熱のペルシャへ。男たちの愛のささやきに揺れるヒロイン亜希は、自らの生き方をもとめて灼熱のペルシャを彷徨う。市場の片隅で出会う老女と幼女が、亜希の人生を紡いでいく。ペルシャ絨毯が織り成す、愛の幻と旅立ちの物語。
映画化もされた空前の大ヒット作。
映画音楽は、作詞:五木寛之、作曲:武満徹。本書では貴重な楽譜も掲載。

対談解説は、幻冬舎社長の見城徹。なぜ、見城徹なのか。幻冬舎の名付け親はたしかに五木寛之だが、それは理由ではない。いやむしろ、『燃える秋』の解説は見城徹以外には考えられなかった。なぜなら、見城徹こそが、角川書店時代に「野性時代」誌において『燃える秋』を生み出したからであった。
見城徹の熱狂と、五木寛之の優しさが出会うことによって『燃える秋』は誕生した。
そのいきさつは、是非、本書の対談解説で味わっていただきたい。

『冬のひまわり』
同時収録の『冬のひまわり』。これも五木文学における代表的な恋愛小説だ。夏の鈴鹿サーキット「8時間耐久レース」。レーサーたちは、ただひたすらにゴールを目指し続け、その先に海が見えることを知らない。観客席のスタンドの外れには、海が見える唯一の場所がある。ヒロイン麻子は、16歳の時にふとしたことで、この海の見える場所で青年と出会う。忘れられない初恋、胸の感触。以来、二人は何年も何年も、鈴鹿サーキットの度に、レーサーではなく、海を見に逢瀬を重ねていく。サーキットの轟音の中の静かな波の音。恋愛小説屈指の名場面であり、この場所には記念碑が立てられたという。
やがて20年の歳月をえて、麻子は決断を迫られる。
鈴鹿サーキットが織り成す、愛の幻と旅立ちの物語。
『冬のひまわり』という象徴的なタイトルは何を意味するのか。それは最後の1行を読むことではじめてわかる。

作品の情報

メイン
著者: 五木寛之見城徹

メンバーズレビュー

レビューを書いてみませんか?

読み込み中にエラーが発生しました。

画面をリロードして、再読み込みしてください。