| フォーマット | 書籍 |
| 発売日 | 2024年12月12日 |
| 国内/輸入 | 国内 |
| 出版社 | 池田書店 |
| 構成数 | 1 |
| パッケージ仕様 | - |
| SKU | 9784262123790 |
| ページ数 | 192 |
| 判型 | A5 |
構成数 : 1枚
1章 患者さんと「話すとき、聞くとき」のキホン
自己紹介は伝えるための工夫が大事/今の時間に合った挨拶をする/話すときは視線を合わせる/声の大きさ・高さに注意する/ジェスチャーを加える/気持ちがこもった相づちを打つ/ときに触れる など
2章 患者さんを「ケアするとき」のキホン
間仕切りカーテンを開ける前に声をかける/ケアを断る患者さんにはほかの選択肢を提案/次に何をするかを伝えながらケアしていく/ナースコールは取りやすいところに置く/「上から目線」にならないようにする など
3章 うまくコミュニケーションを取れないとき
聞こえているか見ているかを確認する/できるだけ頻回にベッドサイドへ行く/患者さんの言葉を待つ/体での表現を見逃さない など
4章 認知症がある患者さんとのコミュニケーション
笑顔とやさしい声で安心感を生み出す/伝言ボードや張り紙で記憶をサポートする/認知症がある人の価値を下げるような行為をしない/体験している幻視を理解する など
5章 患者さんのご家族とのコミュニケーション
その都度、患者さんの様子を伝える/患者さんのいつもの暮らしの様子を聞く/医療者サイドの考えを押し付けない/ご家族からの質問は出てくるのが当たり前と捉える など
6章 先輩ナースや医師、他職種とのコミュニケーション
誰に対しても最初に挨拶をする/話しかけるときはタイミングをみる/主体を省いた話し方をしない/医師に伝えるときはSBARを意識する など
看護実践をするなかで、コミュニケーションは大事な看護技術のひとつです。
本書では、患者さん、そのご家族、医師、他職種の人たちとのコミュニケーションについて、
イラストを使って実践に役立つようにわかりやすく解説しています。
現役看護師さんが、コミュニケーションに関して日ごろ工夫していること、
気をつけていることなどといった、経験に基づいた情報も満載です。
本書「はじめに」より抜粋
(鈴木みずえ、吉村浩美、赤井信太郎)
本書では、先輩ナースたちの実例を通じて、現場で実際に役立つ看護コミュニケーションの技術や考え方を学びます。先輩ナースの経験から得られる具体的な事例は、私たちが直面するさまざまな課題に対する解決策を示してくれることでしょう。
先輩ナースの知恵を借りながら、よりよい看護実践や多職種連携を実現するためのコミュニケーションスキルを磨いていきましょう。
明日の看護実践が一層充実したものになることを期待しています。(鈴木みずえ)
人と人をつなぐ基本はコミュニケーションですし、看護においても重要な技術だと思います。言葉だけでなく、表情や態度から信頼関係を結ぶ、はじめの一歩と言えるでしょう。
コミュニケーションから得るちょっとした情報が、回復過程の滞りに気づいたり、気持ちに寄り添うことで意欲を支えたりするのではないかと思います。そのような意味からも、コミュニケーションというのは、看護実践そのものを支えるものではないかと思っています。(吉村浩美)
この本は、ご高齢の方や認知症がある方とのコミュニケーションの取り方の内容が多く書いてあります。その理由は、看護師と患者さん、お互いの世代間ギャップが大きいため、伝わり方に一番誤解が生じやすいからです。ですから、この本を制すれば、患者さんとのコミュニケーションでの悩みの多くが解決すると思います。
どうぞ、楽しみながら先輩看護師の経験談を読み、明日の看護実践にご利用ください。(赤井信太郎)

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