| フォーマット | 書籍 |
| 発売日 | 2024年10月16日 |
| 国内/輸入 | 国内 |
| 出版社 | 三省堂 |
| 構成数 | 1 |
| パッケージ仕様 | - |
| SKU | 9784385360812 |
| ページ数 | 160 |
| 判型 | A5 |
構成数 : 1枚
序章
1 言語記号の映像化
2 私たちは理解していない
第1章 理論編 読みの解像度を上げる理論と方法
1 『一般言語学講義』(F・D・ソシュール)──思考を言語化するということ──
2 一般意味論(A・コージブスキー)──言葉の「概念」と言葉の「階層化・差異化」──
3 認識の仕方を学ぶ授業──文章の映像化の解像度を上げる──
4 認識の仕方を学ぶ方法論──読みの解像度を上げる方法論──
5 読みの解像度を上げる授業の解説──「朝のリレー」(谷川俊太郎)から──
第2章 実践編 読みの解像度を上げる授業の実際
方法1 音読のネーミング 「名前を見てちょうだい」(あまんきみこ)から
方法2 視聴覚教材の提示 「馬のおもちゃの作り方」(宮本えつよし)から
方法3 図示化 「トロッコ」(芥川龍之介)から
方法4 劇化 「少年の日の思い出」(H・ヘッセ)から
方法5 五感の活用 芭蕉の推敲過程を分析する
方法6 学習課題ア 「対比」「仮定」 「ジーンズ」(高橋順子)から
学習課題イ 「最適解(一番はどれか)」 「ちいちゃんのかげおくり」(あまんきみこ)から
学習課題ウ 「色」の描写への着目 「大造じいさんとがん」(椋鳩十)から
学習課題エ 修飾や形容への着目 「走れメロス」(太宰治)から
方法7 吹き出し法 「たぬきの糸車」(岸なみ)から
方法8 手紙を書く活動 「かさこじぞう」(岩崎京子)から
方法9 作者情報と平行読書 「やまなし」(宮沢賢治)から
終章
教材一覧
「文章を正確に読み取りましょう」
「でも、どうやって……?」
文字記号を脳内で映像化する「認識力」を高めることにフォーカスした国語の授業づくりを、理論と実践の両面から追究した一冊。
前作『思考力を高める授業 作品を解釈するメカニズム』に引き続き、わかりやすく取り組みやすい授業提案が満載。
「理論編」では、言語学の知見や他教科の先行実践などを用いて、国語で使える「読みの解像度を上げる」方法論を整理・解説する。
「実践編」では、「理論編」で示した方法論を実践に落とし込んだ例を、豊富な図版と児童・生徒反応例とともに紹介する。
【実践編で取り上げる授業の例】
▷「トロッコ」(芥川龍之介)で、良平がたどった道筋を絵巻物にしてみよう。
▶「少年の日の思い出」(ヘルマン・ヘッセ)の登場人物を演じて、クラスメイトからの質問に答えよう。
▷「大造じいさんとがん」(椋鳩十)を「色」に着目して読み、登場人物の心情や描写の意味を読み取ろう。
▶「たぬきの糸車」(岸なみ)の登場人物の心情を吹き出しの中に書き込もう。 など授業実践例を全9本収録!

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