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| フォーマット | 書籍 |
| 発売日 | 2024年10月03日 |
| 国内/輸入 | 国内 |
| 出版社 | 草思社 |
| 構成数 | 1 |
| パッケージ仕様 | 文庫 |
| SKU | 9784794227447 |
| ページ数 | 336 |
| 判型 | 文庫 |
構成数 : 1枚
まえがき
第1章 「あるがままでいい」というウソ――封印された『老子』謀略術
1-1 老子とは誰なのか
1-2 誤解され続ける『老子』のメッセージ
1-3 『老子』謀略術は、「行動原理主義」へのアンチテーゼである
第2章 「道」は成功者を必ず殺す――『老子』が喝破した世界の仕組みとは?
2-1 現実は「道」によって動かされている
2-2 世界は二つに分かれている――プラスの世界とマイナスの世界
2-3 『老子』の説いた、人間の運命の図式
2-4 『老子』謀略術は、「感情力学」である
2-5 成功者はなぜ不幸になるのか
第3章 『老子』とは「道」を利用した戦略である――「反」と「柔弱」
3-1 「『道』と一体化する」とはどういうことか?
3-2 『老子』の説く、早く亡びる人間の生き方とは?
3-3 「天下を取る」ための三つのステップ「正」「奇」「無事」
3-4 なぜ「弱いものは強いものより強い」のか?――『老子』の「柔弱」戦略
3-5 「水のように生きよ」――「柔弱」戦略を実現する七つのルール
3-6 「無為」とは「何もしないこと」ではない――無為を為すとは?
3-7コミュニケーションの「無為」――「不言」と「信」
第4章 「足るを知る」本当の意味――人間の欲望が生死を分ける
4-1 「謙遜」は自分を安全圏に置く技術
4-2 「足るを知る」の本当の意味
4-3 学ぶことをやめれば、憂いはなくなる――『論語』の否定
4-4 『老子』の説く「現実」の見方 1――目の前の現実を見よ
4-5 『老子』の説く「現実」の見方 2――対象の事情に従って対象を見よ
4-6 『老子』の説く「現実」の見方 3――現実の全体を見よ
4-7 『老子』の説く「現実」の見方 4――些細なことを見よ
第5章 「王」はいかに人を動かすべきか――権力と敵意の構造
5-1 人を動かす者はみな「王」である
5-2 人を治める「正」の謀略 1――「無為」と「不言」で他人を感化する
5-3 人を治める「正」の謀略 2―― 競争意識を捨てさせる
5-4 人を治める「正」の謀略 3――自分に向けられる敵意を無力化する
5-5 「奇」の謀略術 1――敵を「剛強」状態に追い込む
5-6 「奇」の謀略術 2――「慈」の心で戦う
5-7 「奇」の謀略術 3―― 実力行使は最小限に
5-8 「奇」の謀略術 4――後手を取る
第6章 「隠君子」という生き方――なぜ真の成功者は隠れているのか
6-1 天下の治め方――「小鮮を烹る政治」
6-2 道は隠れて名無し――人に知られないという生き方
6-3 欲と無欲と
あとがき
文庫版あとがき――『荘子』について
「あるがままでいい」「流れに身を任せよ」とは一言も書かれていない。
なぜ日本人は『老子』を誤解してきたのか?
古来『老子』を処世・謀略の書として読むことは一つの伝統だった。
しかし、そうした読み方は今や完全に失われていると言っていい。
本書では『老子』を徹底的に「成功」のためのリアリズムの書として読み解き、
乱世に生まれた処世と謀略の理論を現代によみがえらせる。
<目次より>
第1章 「あるがままでいい」というウソ――封印された『老子』謀略術
第2章 「道」は成功者を必ず殺す――『老子』が喝破した世界の仕組みとは?
第3章 『老子』とは「道」を利用した戦略である――「反」と「柔弱」
第4章 「足るを知る」本当の意味――人間の欲望が生死を分ける
第5章 「王」はいかに人を動かすべきか――権力と敵意の構造
第6章 「隠君子」という生き方――なぜ真の成功者は隠れているのか

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