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| フォーマット | 書籍 |
| 発売日 | 2024年10月21日 |
| 国内/輸入 | 国内 |
| 出版社 | 法政大学出版局 |
| 構成数 | 1 |
| パッケージ仕様 | - |
| SKU | 9784588130434 |
| ページ数 | 446 |
| 判型 | 46 |
構成数 : 1枚
はじめに──「一人に一つカオスがある」の意味
第1部 思想・科学
カオスと共同性──つながりの基盤となるものについて 【岩野卓司】
読み継がれるアナーキズム・ユートピア構想──bolo'bolo──「カオス」に調和を見出す 【田中ひかる】
渾沌と軍隊 【加藤徹】
カオスを増幅せよ──D・グレーバーの思想とヤブの力 【佐久間寛】
カオスの路上からケアの空間につなぐ──サンフランシスコ公共図書館の葛藤 【石山徳子】
科学が進んでいく時代をどう生きるか 【浅賀宏昭】
過つは人の性、許すは神の心──原子力にカオスはあるのか 【勝田忠広】
女性患者はすべてを打ち明けない──ブロイアー/フロイト『ヒステリー研究』の中の混沌と破壊 【広沢絵里子】
不確実な未来と私たちの選択 【森永由紀】
第2部 歴史・社会
カウンター・ジハード主義とインターネット・コミュニティ──ノルウェー連続テロ事件とバルカンを結ぶもの 【佐原徹哉】
カオス・アメリカ・『スター・ウォーズ』 【廣部泉】
電子メディア時代のスポーツ──ノルベルト・ボルツのメディア美学と公共圏 【釜崎太】
フランスの教育をめぐる情熱とカオス──私立学校では市民を養成できないのか 【前田更子】
教養を「語」るために──生活のなかの倫理と科学 【羽根次郎】
「カオス」を診断する──ドイツ・ヴァイマル共和国における犯罪生物学の実践と「市民的価値観」 【佐藤公紀】
国境をめぐる煩雑な物語──オーストリアとチェコの境界線歴史点描 【薩摩秀登】
雲南を巡る銭貨の旅 【西川和孝】
第3部 文学・芸術
安吾『白痴』が上演した戦争と廃墟の「道」 【丸川哲史】
石川啄木の『ローマ字日記』──隠れ蓑の中でのカオス 【池田功】
カオスと消尽──開高健『日本三文オペラ』をめぐって 【畑中基紀】
猫石の謎──永井荷風『日和下駄』の描写から 【嶋田直哉】
混沌の際──芸術の使命 【虎岩直子】
セペフリーの「空の里」 【山岸智子】
交錯する価値観──『常陸国風土記』における土地の神への向き合い方 【伊藤剣】
カオスと神の国──スチェヴィツァ修道院の壁画を読み解く 【瀧口美香】
ベケットがとらえた孤高の芸術家──ジャック・B・イェイツ頌 【井上善幸】
特別寄稿
荒ぶる知と「虎ノ門事件」 【山泉進】
おわりに──カオスによるつながり
カオスをおそれず、友にする者だけが世界の次の姿をみるだろう。真の思考とはそんな「反・治安」的技法であり、本書はその技法のための実用書である。
酒井隆史
教養は冒険だよ。
おもわぬ出会いをくりかえし、未知のわたしに変化していく。
いまここにある秩序紊乱を思考しよう。
はじまりのアナキズム。
栗原康
農耕以前の狩猟採集時代にさかのぼって知を練り直す「野生の教養」。一人一人のうちに気づかれずして存在し、私たちの想像力を働かせる磁場となる「カオス」。秩序化・制度化する前の渾沌とした深淵に潜り込み、飼いならされざる自由でアナーキーな学びを掬いあげる。明治大学大学院教養デザイン研究科の領域横断的知が結晶化した、これからの教養の入門書。

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