2023年に復活したスウェーデンのプログレッシヴ・ロッカーズ=Beardfish(ビアードフィッシュ)
復帰後初となる8年ぶりのスタジオ・アルバム『Songs For Beating Hearts』
BIG BIG TRAINのメンバーのRikard Sjoblomi (vo/key/g/per)と、David Zackrisson(g)を中心にスウェーデンのゲーブルで2001年に結成。その後、8枚のアルバムを発表するが、惜しまれつつ2016年に解散。しかし、昨年2023年に復活を遂げたスウェーデンのプログレッシヴ・ロックバンドBeardfish。再結成メンバーは、2003年から解散まで13年にわたり活動を共にしてきた4人だ。リスタートしたBEARDFISHは、2024年5月4日の再結成ライヴを皮切りに活動再開を本格化させる。5月17日にはInsideOut Musicと再契約の後、アルバム『Destined Solitaire』(2009年)の15周年記念作品をリリース、8月30日には、Rikard Sjoblomとゲスト・ヴォーカルのAmanda Ortenhagによるデュエット曲「In The Autumn」のMVを公開、現在は復活作『Songs For Beating Hearts』のリリースを11月に控えている状況である。3年ほど前から再び集まるようになったメンバーたちは、楽曲を書き演奏する中で再結成について考えるようになった。そしてメンバー以外の誰にも伝えることなく復活に向けて動き出した。
Robertはレコーディングについて「居心地の良い友人同士が集まって、好きな音楽を鳴らすのは最高の時間だったよ。まるで故郷にいるような感覚だった」と語る。愛、喪失、友情、様々な想いが結びついている今作には、圧巻の5つのパートにわたる20分33秒の大作「Out in the Open」や、ほろ苦くもプログレの牧歌性をもつ11分の「Beating Hearts」、Rikardが父を亡くした頃に書いた、彼にとってセラピーのような存在だという独創的な「Torrential Downpour」などを含む50分以上の新曲が収録されている。ドリーミーで、メランコリック、ダイナミックなサウンド、テクニカルな演奏力、複雑な曲展開、斬新な音色を織り込んでくるなど、新しい雰囲気も備えた凱旋作『Songs For Beating Hearts』は、本物のミュージシャンであり友人である4人の力と才能を結集させたときに起こるマジックの輝かしい証だ。
デジパック仕様のCDにはボーナストラック「Ecotone - Norrsken 1982 edition」が収められる。
<Beardfish>
Rikard Sjoblom
David Zackrisson
Magnus Ostgren
Robert Hansen
発売・販売元 提供資料(2024/10/11)