プリンスの楽曲を他のアーティストが演奏しているものを集めた、全52曲入りの3CDコンピレーションアルバム『Dearly Beloved - A Prince Songbook』。
52曲の中には、プリンスが他のアーティストのために特別に書き下ろしたりプロデュースした楽曲、ヒットしたカヴァー・ヴァージョン、プリンスへのあまり知られていないトリビュートなどが多数含まれています。
バングルス、シーナ・イーストン、マルティカなどのメジャーなポップ・ヒット曲に加え、ノーナ・ヘンドリックス、アンドレ・シモーネ、メリッサ・モーガンなどのR&Bヒット曲、さらにシェルビー・J、アナ・モウラ、ヴァン・ゴッホとのあまり知られていないコラボレーションも収録されています。
このほか、紹介されているアーティストは、ケニー・ロジャース、ポインター・シスターズ、メイシオ・パーカー、ハービー・ハンコック、ロビン、ピーチズ、アマンダ・パーマー、ラムチョップなどで、ポップスからR&B、ジャズ、オルタナティブ・カントリーなどまで多岐にわたります。
32ページのフルカラーブックレットには、紹介されているアーティストの新しいインタビューや歴史的な名言、アルバムキュレーターである元アティテュード誌編集者のアダム・マテラによるエッセイが掲載されています。
ディスク1は、プリンスが他のアーティストに提供した楽曲に焦点を当てており、バングルズ「Manic Monday」やシーナ・イーストン「Sugar Walls」といったヒット曲をはじめ、ファンクの先輩たち(パティ・ラベル、キッド・クレオール)や長年のバンド仲間(Brownmark、ロージー・ゲインズ)のために作られた曲、そしてゴスペル界の大物シェルビー・Jやファドスターのアナ・モウラとの共作など、あまり知られていない珍しいコラボレーション曲も含まれています。
ディスク2には、ソウル、ファンク、ジャズ寄りのカヴァー曲が幅広く収録されており、メリッサ・モーガン「Do Me Baby」、ステファニー・ミルズ「How Come U Don't Call Me Anymore」といった米国のR&Bヒット曲や、コリーヌ・ベイリー・レイやサイプレス・ヒルの創設メンバーであるメロウ・マン・エースなどによるプリンスの名曲のダイナミックなカヴァー、グラミー賞を受賞したジャズ・スターであるボビー・スパークスによる「Sometimes It Snows In April」のカヴァーなど、心のこもったトリビュートも収録されています。
ディスク3では、プリンスの楽曲をより一風変わった方法で取り上げた楽曲をフィーチャーしています。7 HurtzがPeachesを中心にエレクトロ・ポップでリワークした「Sexy Dancer」、Hue & Cryによるビバップ調の「Sign O' The Times」、オルタナティブ・ロック歌手のアマンダ・パーマーによる「Purple Rain」など、より幅広い楽曲が収録されています。
発売・販売元 提供資料(2024/10/28)