| フォーマット | 書籍 |
| 発売日 | 2024年11月13日 |
| 国内/輸入 | 国内 |
| 出版社 | 白水社 |
| 構成数 | 1 |
| パッケージ仕様 | - |
| SKU | 9784560091357 |
| ページ数 | 740 |
| 判型 | A5 |
構成数 : 1枚
「わたしはいつも、独りで書いてきた。独りでゴダールの映画を観てきたのだ」。ヌーヴェル・ヴァーグ時代から最晩年の作品まで、半世紀にわたる批評・エッセイを集大成した、「哀悼的想起」の書。
著者は14歳で初めて『気狂いピエロ』を観て、「画面に引っ張られているうちに、突然すべてが終わってしまった」という。本書はそれから遺作『シナリオ』に至るまで、自称「ゴダール馬鹿」の軌跡を網羅した。
以下、著者のマニフェストだ。「わたしのゴダール論は、過去のいかなる書物とも違っている。とりわけゴダールの同時代人であったブニュエルやパゾリーニ、大島渚についての書物とは、似ても似つかないものである。それはおそらく、喪の作業と呼ぶのにふさわしいものとなるのだろう。歴史は『未完結なもの(幸福)を完結したものに、完結したもの(苦悩)を未完結なものに変えることができる』と、ベンヤミンは『パッサージュ論』のなかで書いた。歴史とは『哀悼的想起』Eingedenkenなのだ。わたしは、すでに完結したと信じられてきたゴダールを、未完結な存在へと強引に引き戻すために書き続けなければならない」。

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