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ケア場面で考える ICU/CCUのくすり なるほど! 処方意図,使い分け,与薬方法がよくわかる

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フォーマット 書籍
発売日 2024年10月22日
国内/輸入 国内
出版社南江堂
構成数 1
パッケージ仕様 -
SKU 9784524234790
ページ数 416
判型 A5

構成数 : 1枚

【はじめに】
クリティカルケア領域では,患者の状態が変化しやすいため,悪化の兆候を早期に発見・対応することで重篤化を防止し,回復を支援することが重要です.そのためには,緻密な観察と疾患や病態,治療を踏まえた適切なアセスメントと対応が求められます.

薬物療法はクリティカルケア領域で日常的に行われていますが,効果を最大限に,かつ,負の影響を最小限にする必要があります.例えば,鎮痛目的でモルヒネを投与することは,患者の苦痛を緩和し苦痛によって生じる交感神経の興奮など有害な生体反応を防止する効果が期待できます.しかし,呼吸抑制や便秘などを引き起こし,人工呼吸器からの離脱や栄養管理を困難にするなど回復を阻害する一因となる場合もあります.したがって,看護は,対処すべき様々な事象において,患者の状態を適切にアセスメントし,非薬理学的介入を実施・評価しながら薬物療法の必要性を判断することが必要です.

私は集中治療室に異動した際,集中治療領域で用いられる様々な薬剤について作用と副作用,作用の発現時間などをメモ帳にまとめ,ポケットに入れて持ち歩いていました.しかし,知りたい情報を集約した本は見当たらず,添付文書は複雑で情報量が多いため読むのに抵抗がありました.そのため,複数の本や資料から自分が欲しい情報を抜き取りメモ帳にまとめていました.

今回,集中治療や救急,急性期病棟などクリティカルケア領域に勤務する看護師の方々を対象にした薬に関する本を編集する機会をいただき,看護師の目線で知りたい情報が集約された一冊にしたいと考えました.

この本の特徴は,1つの場面を本論と各論の2部構成とした点です.本論では,臨床で遭遇しそうな9つの場面について,目の前の事象をどのようにアセスメントして非薬理学的介入と薬物療法を行うのか,薬物療法で用いられる主な薬剤の種類と特徴,処方意図,使い分けのポイントなどを簡潔にわかりやすく解説しています.また,各論では総論で挙げた9つの場面に関連する個々の薬剤情報(作用,効果,使用方法,副作用,禁忌,希釈法など)を便覧形式で解説しています.さらに,看護師の方々へのヒアリングで得られた薬剤に関する疑問をQ&A方式で解説しています.

クリティカルケア領域に配属された新人看護師の方や異動して新たな学びの機会となっている方にとっては,日々の実践経験と結びつけながら薬剤について学ぶことができる構成になっています.そして,後輩指導に関わっている中堅看護師の方々には,知識の確認や今更聞けない「こんな時どうするのが最善なのかな」という疑問の解決に役立てていただけると考えます.

この本は,いろいろな読み方・調べ方ができます.ある人には,総論で実際に遭遇して判断や対応に困った場面の項を先に読み,その場面で用いられる薬剤の各論の項を読んでいただけると学習しやすいかもしれません.またある人にとっては,個々の薬剤の知識を各論で先に読んだうえで,他の類似薬とどう異なるのだろうかと,総論・Q&Aにて処方意図や使い分けを確認するのがよいのではないでしょうか.薬剤についての学習はちょっと苦手という方にとって,少しでも使いやすい,役に立つと感じていただける一冊になれば幸いです.

2024年8月
編集者を代表して
茂呂 ...

  1. 1.[書籍]

■書籍内容
ICU/CCU領域の9つの臨床場面について,治療・ケアの考え方の解説と,薬剤情報の解説の2つのパートで構成したハンドブック.考え方のパートでは,クリティカルケア領域でのモニタリング・アセスメントや薬剤の処方意図・使い分けのポイントを,また薬剤情報のパートでは,副作用や要注意患者のほか,併用禁忌,配合禁忌,希釈方法,診療ガイドラインの推奨,薬剤師のアドバイスなどを詳しく解説した.

■主要目次

1 循環を安定させる―強心薬,昇圧薬,降圧薬,抗不整脈薬
🅰 血圧低下に対応する
🅱 血圧上昇に対応する
🅲 不整脈に対応する
🅳 循環を改善させる主な薬剤
強心薬,昇圧薬/降圧薬/抗不整脈薬

2 痛み・不穏・せん妄に対応する―鎮痛薬,鎮静薬,抗精神病薬,抗不安薬
🅰 痛みに対応する
🅱 不穏に対応する
🅲 せん妄に対応する
🅳 痛み・不穏・せん妄に対応する主な薬剤
鎮痛薬/鎮静薬/抗精神病薬

3 敗血症患者に適切に介入する―抗菌薬,抗真菌薬,抗ウイルス薬
🅰 敗血症に対応する
🅱 敗血症に対応する主な薬剤
抗菌薬/抗真菌薬/抗ウイルス薬

4 イン・アウトバランスを適正化させる―輸液,輸血,利尿薬
🅰イン・アウトバランスに対応する
A-1 イン・アウトバランスを評価する
A-2 脱水に対応する
A-3 溢水に対応する
🅱イン・アウトバランスを適正化させる主な薬剤
輸血用血液製剤/利尿薬

5 血栓を予防する―抗凝固薬,抗血小板薬
🅰凝固,血小板,線溶の機能を評価する
🅱血栓症に対応する
🅲血栓を予防する主な薬剤
抗凝固薬/抗血小板薬

6 消化管のコンディションを整える―潰瘍予防薬,下剤,蠕動促進薬
🅰潰瘍に対応する
🅱下痢に対応する
🅲便秘に対応する
🅳消化管のコンディションを整える主な薬剤
潰瘍予防薬/下剤,蠕動促進薬

7 炎症・発熱をコントロールする―ステロイド,NSAIDs
🅰炎症反応に対応する
🅱発熱に対応する
🅲炎症・発熱をコントロールする薬剤
ステロイド

8 栄養状態を維持・改善させる―高カロリー輸液,アミノ酸製剤(肝不全用),アミノ酸製剤(腎不全用),脂肪乳剤
🅰栄養状態の維持・改善への対応
🅱栄養状態を維持・改善させる主な薬剤
高カロリー輸液/アミノ酸製剤(肝不全用)/アミノ酸製剤(腎不全用)/脂肪乳剤

9 不眠,けいれんに対応する―睡眠薬,抗けいれん薬
🅰不眠に対応する 齋藤浩二
🅱けいれんに対応する
🅲不眠,けいれんに対応する主な薬剤
睡眠薬/抗けいれん薬

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