ファンクやヒップホップ、ゴスペル、ロックの要素を昇華し力強くポジティヴなメッセージを届けるニューオーリンズ出身の4人組、タンク・アンド・ザ・バンガスの新アルバム。
これまで3部構成でデジタル・リリースしてきたスポークン・ワード・コレクション「The Heart, The Mind,The Soul]がフィジカルでは1枚のCD,LPにまとまった形でてリリース。(ボーナストラック1曲あり)
このアルバムには、タンクによる新しい詩と、ジェイムズ・ポイザー、ロバート・グラスパー、イマン・オマリ、ブライアン・ロンドン、オースティン・ブラウンらといった著名なプロデューサーとの共同作業によるトラックを収録。
発売・販売元 提供資料(2024/09/02)
これまでのEP3部作をまとめたアルバムで、3作それぞれのプロデューサーにはジェイムズ・ポイザー、イマン・オマーリ、ロバート・グラスパーらが就くという豪華布陣だ。ライヴ・バンドとしての評価も高いが、今作ではポエトリー・リーディングを中心に据えた構成になっている。ジル・スコットを迎えた"A Poem Is"の穏やかなネオ・ソウルで幕開けし、心地良い浮遊感のあるR&Bを経て、グラスパーによるジャズまで、各プロデューサーが提供するメロウなサウンドに乗せて時にたおやかに時に歯切れ良く言葉を紡いでゆく。聴くたびに豊かな余韻が残って熟していくような、じっくり味わいたい一作だ。
bounce (C)池谷瑛子
タワーレコード(vol.491(2024年10月25日発行号)掲載)