ライマン・ウッダード・オーガニゼイション、マウライと並ぶデトロイトのスピリチュアル・ジャズ名門<STRATA>の大人気アルバム、ラリー・ノゼロ『タイム』が高音質LP2枚組でBBEからオリジナル・ジャケットで復刻!名曲「Tune For L.N.」収録の限定生産LP!! (C)RS
JMD(2024/09/03)
ライマン・ウッダード・オーガニゼイション、マウライと並ぶデトロイトのスピリチュアル・ジャズ名門STRATAの大人気アルバム、ラリー・ノゼロ『タイム』が高音質LP2枚組でBBEからオリジナル・ジャケットで復刻!名曲「Tune For L.N.」収録の限定生産LP!!
180 Proof RecordsとBBE Musicはデトロイトの老舗ジャズ・レーベル、ストラタ・レコードのカタログに新たな息吹を注ごうとし、その一環としてこの短命に終わったレーベルの最後1975年に発表した、ラリー・ノゼロの情熱を捧げたプロジェクトであるアルバム『Time』を再発。音域、テンポやフィーリングが満載で、ムードが夢のようにミックスされた本作は、ジャズ・スタンダード「All The Things You Are」の衝動的で軽快な演奏から、「Tony」の陰鬱なメランコリアまで披露され、1970年代ジャズの古典として愛好家の間で知られるようになる運命にある。「時間」そのものがそうであるように、それぞれの曲は個々のリスナーの解釈で聴くことができる。ノゼロ自身は、このアルバムのオリジナル・ライナーで本作についてこう告白している「あまりにもディープになったせいか、我々のグループ名とこのアルバムそのものを時間の概念を因んで名づけた。ほとんどの人に取って「時間」とは、共有できる何か意味があるように思えたからだ」。
デトロイト出身のノゼロは、徴兵前にチャールズ・ムーア率いるデトロイト・コンテンポラリー5(ストラタ社傘下)で過ごした。入隊中の彼は陸軍音楽隊で腕を磨き、デトロイトに戻る頃に彼は、注目される演奏会を獲得するのにほとんど苦労しなくなった。ヘンリー・マンシーニ、セルジオ・メンデス、1971年に発表したマーヴィン・ゲイの代表作『What's Going On』ではソプラノ・サックスの演奏をするなど、ノゼロのこれまでの功績や共演者は枚挙にいとまがなかった。
従兄弟で共作者でもあるデニス・ティニと組んで手がけた『Time』は、この時代の多くのアルバムとは異なり、自由奔放な表現主義が生み出した作品のように感じ、一同にファンキーで、ソウルフルで、奇妙で、癒される楽曲が勢揃い。本作の中で際立ったティニの貢献は、ファンクで煽られた、リズムが主体のジャズの曲、「Tune for L.N.」だ。本作の特徴の一つは言葉を使わないヴォーカルの起用で「Chronicle Of The Murdered House」のパート2で披露されているスキャットは、ノゼロの管楽器演奏に独特の対位法が加われ、「Baubles, Bangles and Beads」のハイ・ピッチのビバップでは屈託のない陽気なグルーヴでアルバムを締めくくる。
『Time』はグラミー賞の候補を飾ったロンドンの名門スタジオ、The Carveryでリマスタリングが行われ、この再発盤のアートワークは見事に再構築され、初公開の写真が今回掲載されている。
発売・販売元 提供資料(2024/08/30)