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構成数 : 1
はじめに
序 章 「難民」を生き抜くために
第一節 「難民」をどのように捉えるか
第二節 チベット難民の先行研究
第三節 不確実な世界に生きること
第四節 フィールドワークと調査対象の概要
第五節 本書の構成
第一章 インドにおけるチベット難民とダラムサラ―調査地概要
第一節 「チベット」からダラムサラへ
第二節 チベット難民社会の形成と亡命政府
第三節 「リトル・ラサ」と呼ばれるダラムサラ
第四節 インドで「難民」として生きること
第五節 結び
第二章 「ダラムサラ・インターナショナル・エアポート」―移動に託す希望
第一節 「場所」と「非場所」のはざまで
第二節 複雑化する越境の動機
第三節 ダラムサラはいかに「場所」となったのか
第四節 「非場所」としてのダラムサラ
第五節 さらなる「いいところ」への(抜け)道
第六節 結び
第三章 つながりを作る―地域という集団範疇と共同性
第一節 チベットにおける地域主義と連続性
第二節 生活基盤としての地域主義
第三節 「別れ」と「出会い」という日常
第四節 結び
第四章 負債のネットワーク―電子貨幣クマルを介したつながり
第一節 ダラムサラにおけるクマルの登場
第二節 「売るクマル」と「与えるクマル」
第三節 負い目の感情による贈与
第四節 結び
第五章 偶然を資源化する―賭け続ける経済活動
第一節 「いつかは役に立つかもしれない」
第二節 ぶらぶらすることの意味
第三節 ぶらぶらすることが切り拓く可能性
第四節 「賭け/逃げ」の繰り返し
第五節 結び
終 章
第一節 つながりのなかで生き続ける
第二節 「難民」の生に対する構え
あとがき
参考文献
索引
社会経済的基盤を失って故郷を離れ、新しい地で居場所を作り上げなければならないチベット難民は、意外にも単なる脆弱な存在ではない。彼らはどのように生計を維持し、どのように人間関係を結んでいるのか、1年以上にわたるフィールドワークから難民たちの生き抜く姿を明らかにする。
常に変化しているという不確実性の中に生きる彼らは、むしろ物事をうまく操ることで未来を好転させられるという感覚から偶然に身を委ねる「賭け」の生き方にたどり着くほか、家族以外と築く仲間関係に影響を受けて第三国への再定住を決意する。モノやカネとともに環流する彼らの姿は、「難民とはなにか」を問い返してくる。
| フォーマット | 書籍 |
| 発売日 | 2020年07月31日 |
| 国内/輸入 | 国内 |
| 出版社 | 大阪大学出版会 |
| 構成数 | 1 |
| パッケージ仕様 | - |
| SKU | 9784872597127 |
| ページ数 | 308 |
| 判型 | A5 |

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