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近現代東アジアの地域秩序と日本

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フォーマット 書籍
発売日 2020年03月10日
国内/輸入 国内
出版社大阪大学出版会
構成数 1
パッケージ仕様 -
SKU 9784872596991
ページ数 428
判型 A5

構成数 : 1枚

はじめに 瀧口剛

I 帝国化する日本とアジア地域秩序構想――明治から大正へ
第一章 明治初期外交官による東アジア政策構想―駐露公使榎本武揚の「北守南進」論―
醍醐龍馬
第二章 対外硬派のアジア認識―鈴木天眼の思想と行動―
片山慶隆
第三章 犬養毅の対外論―日清戦後を中心に―
久野洋

II 国際主義とアジア地域主義の相克――大正から昭和戦前期へ
第四章 第一次世界大戦期の対華国際借款団をめぐる日英関係
久保田裕次
第五章 満洲事変とワシントン体制―二つの国際協調の終焉―
中谷直司
第六章 大阪財界と戦時・大東亜共栄圏への道―栗本勇之助と政治経済研究会―
瀧口剛
第七章 満洲国親属継承法と林鳳麟
小野博司
第八章 日本統治下の台湾における日中戦争観―総督府の戦争記念活動を中心とした考察―
鄒燦

III 冷戦とアジア地域構想――昭和戦後期から現代へ
第九章 戦間期「新外交」論者と戦後冷戦秩序―芦田均の積極的再軍備論―
矢嶋光
第十章 F・D・ローズヴェルトの戦後アジア構想―中国大国化の条件―
高橋慶吉
第十一章 日韓国交正常化交渉(一九五一~一九六〇)と日本外務省の対北朝鮮外交方針―在北朝鮮日本財産処理方針の分析を通じて―
野間俊希
第十二章 現代中国政治における「毛沢東思想」の再定義と日中関係―月刊誌『中国研究』に見る同時代の語り―
田中仁

索引

執筆者紹介

  1. 1.[書籍]

グローバル化が進む現代において、経済や人的交流の面で相互依存が深まる一方で、安全保障・経済問題や価値観をめぐる対立は激しさを増している。本書は日米中の政治史を専門とする研究者が、20世紀の東アジアにおいて、各国の動向が交錯しつつ形成されてきたアジア秩序構想の歴史的生成およびその諸相を論じる。政治経済・軍事安全保障・価値観が複合的に作用する現代の問題にいかに対峙すべきか、歴史的見地から検討する。

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