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出産・子育てのナラティブ分析 日本人女性の声にみる生き方と社会の形

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フォーマット 書籍
発売日 2017年01月16日
国内/輸入 国内
出版社大阪大学出版会
構成数 1
パッケージ仕様 -
SKU 9784872595734
ページ数 288
判型 A5

構成数 : 1枚

はじめに

第一章 声を聞くプロセス

1.なぜナラティブ分析なのか
2.「あなたの出産体験を聞かせて下さい」
3.母・妻・嫁としての規範意識
4.何をどう分析するのか

第二章 「余らず足らず子三人」―栃木県央部農村での調査から

1.農村の暮らしに基づく子産み、子育て、現在と過去
2.エスノグラフィーとしてのフィールド
3.農家の女性たちの生き様―さまざまな「声」を聴く
4.「声」に囲まれ、「声」を発する

第三章 「異文化」の中で育てる―英国ロンドンでの調査から

1.移民として生きる―なぜロンドンで産み、育てるのか
2.フィールドへの参入―「並ぶ」関係から
3.英国での出産体験
4.日英の規範意識の差異
5.語りにみる「育てやすさ」と役割意識
6.ただそこに「生きる」こと―ディアスポラとしてのアイデンティティ
7.国境を越えて今を生きる

第四章 子育てナラティブの日米比較

1.アメリカは子どもを産み育てやすい社会か
2.アメリカ人の子育てナラティブ
3.日本人の子育てナラティブ
4.日米の子育てスタンスの異なり
5.規範意識の差異、揺れ、変化をめぐって
6.日本は子育てしやすい社会なのか

座談会 子育てをめぐる社会はどうあるべきか

おわりに

付録(1)発言集―日本人女性たちの声から
付録(2)調査のための合意書(日本語版・英語版)

参考文献
索引
著者略歴

  1. 1.[書籍]

少子化、待機児童、虐待、貧困…。こうした社会問題は、統計的な調査のみでは解明できない。本書は、当事者たちの思いを「語り」としてナラティブ分析することで、出産・子育てへの「意識」、それにかかわる「環境」、それに参与する「立場」を明確に描き出す。次世代を生み育てる過程で、社会的孤立感や閉塞感、不安感に苛まれることなく、充実感と自己肯定感を見出せるようになるために、社会はどのように変わるべきか。

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