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| フォーマット | 書籍 |
| 発売日 | 2010年11月01日 |
| 国内/輸入 | 国内 |
| 出版社 | 大阪大学出版会 |
| 構成数 | 1 |
| パッケージ仕様 | - |
| SKU | 9784872593709 |
| ページ数 | 436 |
| 判型 | A5 |
構成数 : 1枚
第一巻 扶氏経験遺訓 上
巻之一〜巻之二十(第一編から第十一編)
緒方洪庵は、幕末の我が国を代表する蘭学者、医師、そして教育者である。
西洋医学の紹介、福沢諭吉をはじめ、我が国の近代化に大きな貢献をした多くの著名人を輩出した適塾における教育、当時最も恐れられた病気である天然痘を予防する種痘事業など、その功績は広く知られている。第一巻および第二巻として最初に刊行されるのは、洪庵の著作の中でも、特に重要な『扶氏経験遺訓』である。洪庵が我が国医学の発展を願い、ベルリン大学教授フーフェランドによる、当時ヨーロッパで随一の内科全書を渾身の力を込めて訳出したものである。翻刻および注・解説・索引は芝哲夫先生によって行われた。本全集の刊行を機に、緒方洪庵が果たした歴史的役割が再評価されることを切に願う。
(適塾記念会会長・大阪大学総長 鷲田清一「『緒方洪庵全集』の刊行にあたって」より

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