第65回グラミー賞にて最優秀新人賞と最優秀ジャズ・アルバム賞の2部門受賞、第66回グラミー賞では最優秀ジャズ・パフォーマンス賞を受賞した、圧倒的な歌唱力と表現力で魅了するジャズ・ヴォーカル界の新星サマラ・ジョイ、待望のメジャー2作目のアルバムがリリース。
今作は彼女のツアー・バンド・メンバーとレコーディングした作品で、グラミー賞を複数回受賞した経歴を持つベテランのトランペット奏者、ブライアン・リンチとサマラによる共同プロデュース。アレンジの相乗的なアプローチと彼女がツアーバンドで築いてきた親密さを垣間見るソウルフルなサウンドを披露している。
今作でのサマラは、卓越したヴォーカリストであることはもちろんのこと、一つ一つの音、一つ一つの曲を作り上げる上でバンドへ貢献するコラボレーターとしての一面も目を見張るものがあり、彼女はこのアンサンブルにおいて多面的な役割を持っている。
自身のアンサンブルにおける役割についてサマラは、「私はバンドの中で5番目の声、5番目のホルンであると感じています。リスナーの皆さんにも私が"ミュージシャン"であることをわかってもらえるといいなと思います。」とコメント。
今作はジャズ界において最も神聖な場所の一つとされる、ヴァン・ゲルダー・スタジオでの録音で「ユー・ステップト・アウト・オブ・ア・ドリーム」、「オータム・ノクターン」等、鮮やかな解釈でアレンジしたスタンダードがラインナップされており、これらのトラックリストはジャズ・ヴォーカルのレパートリーがジャズの歴史に敬意を表しながらも、依然として新境地を開拓できることを証明している。
今作についてサマラは、「さまざまな流れが絶えず注ぎ込まれ、決して枯れることのないインスピレーションの泉。このプロジェクトと、私と一緒にこのプロジェクトを作り上げたミュージシャンたちのことを考えるとき、そんなことを思い浮かべます。7人のミュージシャン、7つの斬新な視点と音楽的背景、そのすべてが成長と素には、驚くほど深い音楽性と創造性が注ぎ込まれています。私は1年間かけて作り上げ、ツアーで何度も修正をしてようやく形になった今作、『ポートレイト』を発表できることを光栄に思います。」と語っている超強力作品。
〈パーソネル〉Samara Joy(vo) Jason Charos(tp, flh) David Mason(as, fl) Kendric McCallister(ts) Donavan Austin(tb) Connor Rohrer(p)Felix Moseholm(b) Evan Sherman(ds)
発売・販売元 提供資料(2024/08/29)