深い味わいと香り高き演奏で聴き手を魅了するピアニスト梯剛之。毎年、東京文化会館小ホールでのリサイタルを続けており、その演奏会を収録したCDを<SONARE>レーベルからリリースしております。当アルバムは、2023年10月9日に行われたリサイタル『梯剛之 / ピアノ・リサイタル 2023』のライヴ録音です。梯が最も得意とし、演奏活動の中心レパートリーに据えるシューベルトとベートーヴェン。その繊細で洗練された音色はますます磨きがかかり、ひと際輝いた音色で演奏しております。シューベルトでは語りかけるような優しい音で奏で、ベートーヴェンでは堂々たる演奏を、そしてラヴェルでは梯ならではの多彩な音色で演奏しております。 (C)RS
JMD(2024/09/03)
深い味わいと香り高き演奏。
梯剛之、十八番の「熱情」、
シューベルトの即興曲、
ラヴェルの夜のガスパール!
深い味わいと香り高き演奏で聴き手を魅了するピアニスト梯剛之。毎年、東京文化会館小ホールでのリサイタルを続けており、その演奏会を収録したCDをSONAREレーベルからリリースしております。当アルバムは2023年10月9日に行われたリサイタル「梯剛之 / ピアノ・リサイタル2023」のライヴ録音です。
梯が最も得意とし、演奏活動の中心レパートリーに据えるシューベルトとベートーヴェン。その繊細で洗練された音色はますます磨きがかかり、ひと際輝いた音色で演奏しております。シューベルトでは語りかけるような優しい音で奏で、ベートーヴェンでは堂々たる演奏を、そしてラヴェルでは梯ならではの多彩な音色で演奏しております。
「小学校卒業と同時にウィーンに留学した梯にとって、同地で活躍したシューベルトやベートーヴェンは、身近に感じられる作曲家だという。この街を歩いていると至る所で彼らの息吹を感じる、とも語っている。そうした感触に由来する親近感と、作品に漂う崇高さの両方を、梯は、今回の演奏のなかで見事に結びつけた」(原 明美 ライナーノーツより
<梯剛之(ピアノ)>
1977年8月2日、音楽家の両親のもと東京に生まれる。1990年ウィーン国立音楽大学準備科に入学、Elisabeth Dvorak=Weisshaar 教授に師事。1994年チェコの盲人弱視者国際音楽コンクール、ドイツのエトリンゲン青少年国際ピアノコンクール(Bカテゴリー)で参加者中最年少で優勝。豊かな音楽性を認められる。1995年アメリカのストラヴィンスキー青少年国際コンクール第2位。1997年村松賞受賞。1998年ロン・ティボー国際コンクール(パリ)第2位およびSACEM賞(リサイタル賞)、シュピオンボノー財団賞を受賞。1999年都民文化栄誉章、出光音楽賞、点字毎日文化賞をそれぞれ受賞。2000年ショパン国際コンクールワルシャワ市長賞受賞している。録音活動にも積極的で、近年はSONAREレーベルより多数リリース。好評を博している。
キングインターナショナル
発売・販売元 提供資料(2024/08/27)