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ポーランドの歴史を知るための56章【第2版】

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フォーマット 書籍
発売日 2024年08月29日
国内/輸入 国内
出版社明石書店
構成数 1
パッケージ仕様 -
SKU 9784750358055
ページ数 444
判型 46

構成数 : 1枚

まえがき(初版)
まえがき(第2版)
現在のポーランドと周辺諸国

第I部 〈通史篇1〉中世から近世にかけて

1 ポーランド年代記から見る、ポーランド国家建設伝承の意義――ヨーロッパ諸国の国家建設とキリスト教との相関の一典型として
2 ピャスト朝からヤギェウォ朝へ――中世のポーランド
3 キリスト教への改宗から「カトリック改革」まで――カトリック教を基軸とする国家社会の建設
4 近世ジェチポスポリタの多様性――多言語・多宗教・多民族からなる貴族の共和国
5 東西キリスト教の境界域にて――ポーランド・リトアニアの教会合同
6 17世紀の戦乱――ポーランド・リトアニア国家、領土縮小への序章
[コラム1]王に愛された美女――ジグムント二世アウグストとバルバラ・ラジヴィウヴナ
[コラム2]死者の肖像――バロック期ポーランドを映す「棺の肖像画」
[コラム3]「真の歴史画」で民族を導く――ヤン・マテイコが《スカルガの説教》で実践した「史実の総体理論」

第II部 〈通史篇2〉近世から近代にかけて

7 近世ポーランドの地方社会と官職――クラシツキ家の例を中心に
8 国王スタニスワフ・アウグストと18世紀後半のポーランド――啓蒙主義、共和国再建、国家滅亡とともに生きる
9 国民教育委員会(1773年~1794年)――「ヨーロッパ初の『文部省』」
10 西ヨーロッパとの融合――共和国期のポーランド王室の宮廷美術と美術収集
[コラム4]ベルナルド・ベロットとワルシャワ王宮「カナレットの間」
11 18世紀の国制改革と一七九一年五月三日憲法――近世共和政改革の行方
12 ポーランド・リトアニア共和国の分割――大国はなぜ分割されたか
13 ナポレオン時代のポーランド――独立のための協力か、フランスによる搾取か
14 ポーランド王国と十一月蜂起――政治的ロマン主義の幕開け
15 国家滅亡期のカトリック教会――「三国分割」時代の18世紀末~20世紀初め
16 中世から近代前半にかけての都市ワルシャワの歴史――宮廷都市からブルジョワ都市へ
[コラム5]ワルシャワの街路――名称変更の歴史から
17 1830年代の合衆国亡命への道――ポーランド人亡命者に残されたもう一つの選択肢
18 一月蜂起と社会の変化――ポーランド独立運動の転換点
19 ポーランド人の民族運動と女性解放運動――キュリー夫人によせて
20 ウーチ――都市史から眺望する分割時代

第III部 〈通史篇3〉両大戦間期

21 ロマン・ドモフスキ――建国の父か、反ユダヤ主義者か
[コラム6」独立記念日のデモに見る急進右派の抬頭――ドモフスキの復権
22 ユゼフ・ピウスツキ――英雄か、独裁者か
23 両大戦間期ポーランドの政治――「議会専横」をめぐって
24 両大戦間期の経済――停滞と開発の試み
25 ユダヤ人政治運動――民族の自立と共存を目指して
26 反ユダヤ主義――追い詰められるユダヤ人
[コラム7]ポーランドの国境画定――パリ講和会議から国際連盟理事会まで

第IV部 〈通史篇4〉第二次世界大戦

27 占領下のポーランド――ドイツとソ連の占領政策
28 カティン――真実を求める最終章なき闘い
29 イェドヴァブネ事件――ポーランド史の中の加害の歴史
30 ナチ・ドイツの強制収容所――ナチ占領下のユダヤ人の犠牲とポーランド人の犠牲
31 ワルシャワ・ゲットーの記録――歴史家リンゲルブルムの遺志とは
[コラム8]ロヴェツキ逮捕の周辺――1943年夏、亡命政府陣営の転換点
32 ワルシャワ蜂起――スターリンは蜂起にどう対処したか

第V部 〈通史篇5〉ポーランド人民共和国

33 戦後共産政権の成立――「PRL」の起源
34 人民民主主義の実験――新しい体制への夢と現実
35 スターリニズムの時代――一元的支配体制の確立と動揺
36 スターリン期の経済――工業化と農業集団化の強行
[コラム9]ドイツ人「追放」問題
37 ポーランド現代史におけるウクライナ人――「ヴォウィンの悲劇」と「ヴィスワ作戦」
38 ゴムウカの時代――十月の春から三月事件へ
39 ゴムウカ期の経済――第二次工業化の行き詰まり
40 ギェレク期の経済――借款による高度成長と挫折
41 「連帯」運動――大いなる希望と挫折
42 戒厳令から円卓会議へ――社会主義体制終焉の始まり
[コラム10」1989年体制転換とロック音楽――新しい時代への転回の原動力

第VI部 〈通史篇6〉体制転換以降

43 バルツェロヴィチ・プランと体制転換――自由主義への苦難の門出
44 現代ポーランド国家の国境線――カーゾン線とオーダー・ナイセ線
45...

  1. 1.[書籍]

ポーランドの歴史を知るための簡便な1冊で、その執筆陣には今日第一線で活躍するわが国のポーランド史研究者が顔をそろえた。どの章、どのコラムからも読め、十分ポーランド史の概略を掴むことができる、待望の第2版。

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