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| フォーマット | 書籍 |
| 発売日 | 2024年10月10日 |
| 国内/輸入 | 国内 |
| 出版社 | 筑摩書房 |
| 構成数 | 1 |
| パッケージ仕様 | 新書 |
| SKU | 9784480076472 |
| ページ数 | 240 |
| 判型 | 新書 |
構成数 : 1枚
第I部 貧困がもたらす全国民的危機
第一章 迫りくる人口減の認識は決定的に不十分
第二章 貧困化と株価・地価バブルの同時存在
第三章 迫りくる財政破綻という全国民的危機
第四章 地方経済の崩壊を期待する原発企業と軍事基地
第II部 貧困の原因を解明した『資本論』
第五章 中間層の貧困化で始まった資本主義
第六章 資本主義の継続に必要だった貧困
第七章 奴隷・農奴と同じ現在の労働者
第III部 バブルと貧困の解消を主張する経済学
第八章 古くて新しい階級論
第九章 バブルの原因を問う数理マルクス経済学
第十章 賞味期限切れの資本主義
令和バブルともいうべき株や都市部不動産の高騰、急速に進行する地方経済の衰退。近代英国の労働者のような低賃金に貧富の差が拡大している。老後への不安に付け込み、税優遇などの誘惑によって引きずり込まれた危険なマネーゲームの乱高下はチキンゲームの様相を呈してきた。バブルは壊れて消えるのが必定。マルクスは、資本主義には貧困が必要なことを喝破したが、日本はいま未曾有の労働力不足、人口減少社会に直面している。――日本の末期的状況を、マルクスやエンゲルスの枠組みで読み解く。

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