長らく入手困難の名盤が新装版にて再登場!
ザ・エックス・エックスの頭脳、ジェイミーのソロデビュー作!
ポップミュージックとダンスミュージックを繋いだ圧倒的マスターピース『In Colour』
The xxとしての世界的活躍はもちろん、ソロ・アーティストとしてもプロデューサー/DJとしてトップ・レベルの実力と人気を誇るJamie xxのソロ・デビュー作『In Colour』が新装版にて再登場!本作はUKチャートで初登場3位をマーク、収録曲「I Know There's Gonna Be (Good Times) (featuring Young Thug & Popcaan)」が欧米をはじめ世界中で大ヒットを記録し、グラミー、マーキュリー、ブリット・アワードにもノミネートされたテン年代を代表する作品のひとつ。バンド・メンバーのRomyとOliverも参加し、DrakeからRadioheadにまでフックアップされるポップ・センスとクラブ・オリエンテッドなサウンドはThe xxの大傑作サード・アルバム『I See You』での大胆でアッパーなエレクトロニクスの導入への布石にもなった。ポップミュージックとダンスミュージックを繋いだ、色褪せることのない大傑作!
発売・販売元 提供資料(2024/08/21)
XXの頭脳による初のソロ作。DJ/リミキサーとしての経験がダイレクトに反映されており、冒頭曲はアタック感の強いジャングルに。以降もダブステップ、UKガラージ、アンビエントなどさまざまな音楽要素を組み込んでいるが(得意のスティールパンを使用したナンバーもあり!)、注目はやはりヴォーカル・トラックだろう。バンドメイトも尽力していて、ゴスペル的なムードに雪崩れ込むロミー客演曲は圧巻の出来だし、オリヴァーの歌声が絡みつく"Stranger In A Room"での官能的なUKニューウェイヴ風情も心地良い。また、ヤング・サグとポップカーンを迎えたレゲエ・チューンはあきらかに新機軸。現時点での集大成であると同時に、まだまだ攻めの手を緩めないジェイミーの姿勢が窺える一枚だ。
bounce (C)上野功平
タワーレコード(vol.379(2015年5月25日発行号)掲載)