| フォーマット | 書籍 |
| 発売日 | 2024年09月11日 |
| 国内/輸入 | 国内 |
| 出版社 | 東洋館出版社 |
| 構成数 | 1 |
| パッケージ仕様 | - |
| SKU | 9784491055640 |
| ページ数 | 152 |
| 判型 | A5 |
構成数 : 1枚
はじめに
第1章 自然災害を理科教材として取り扱う
-その視点と理科教育の動向-
1 頻発する自然災害とVUCA時代の教育
2 防災を通した地域と学校との新たな関係
3 自然の二面性の学び-国立公園・世界遺産・ジオパークなどー
4 枠組みを超える自然災害教育
5 STEM/STEAM教育の観点と自然災害に関する教育
6 ICTと防災教育-プログラミング学習からGIGAスクールまで-
7 学校安全、危機管理に果たす理科教育の役割
8 日本から世界へ発信するBOSAIと国際貢献の在り方
コラム1 災害の教訓を伝える地域の石碑
第2章 自然現象が自然災害へと変わるとき
-そのメカニズムと事例-
1 地震・津波の発生と災害
2 火山噴火のメカニズムと災害
3 前線・台風による集中豪雨と水害
4 土石流・地すべり・崖崩れなどの土砂災害
5 豪雪、雷、竜巻などによる様々な気象災害
コラム2 自然災害と学校の悲劇
第3章 自然災害を取り扱った授業展開例
持続可能な社会を目指した「自然と人間との関わり」の学び
1 小学校中学年「雨水の行方と地面の様子」1
流域の概念から水循環について考え、水の豊かさを知ろう
2 小学校中学年「雨水の行方と地面の様子」2
土石流はどのような場所で起こるのか
3 小学校高学年「流れる水の働きと土地の変化」1
水害の歴史と治水から身近な川との付き合い方を考えよう
4 小学校高学年「流れる水の働きと土地の変化」2
水害を防ぐための取組を考え、説明しよう
5 小学校高学年「天気の変化」1
「伊勢湾台風」についての理解を深め、台風への備えを考えよう
6 小学校高学年「天気の変化」2
風水害から命を守ろう
7 小学校高学年「土地のつくりと変化」
液状化現象による土地の変化をモデル実験で観察しよう
8 小学校高学年「生物と環境」
自分たちの地域で起こりやすいのは、どのような自然災害だろうか
9 中学校「火山と地震」
火山で生まれた岩石!? ―火成岩と火山の関係を追究しよう
10 中学校「自然の恵みと火山災害・地震災害」
自然の恵みについて調べ、伝え合おう
11 中学校「身近な地形や地層、岩石の観察」
岩石の観察を通して、地殻変動を考えよう
12 中学校「日本の気象」
理科の学びを活かして災害を予測し、自分たちの撮るべき行動を考えよう
13 中学校「自然の恵みと気象災害」
台風の進路に基づいて、高潮による災害が発生した仕組みを説明しよう
14 中学校「地域の自然災害」
災害が多発する地域の自然の特徴について探究し、災害への対応を考えよう
15 中学校「自然環境の保全と科学技術の利用」
原子力災害等において、放射線から身を守るための判断力を身に付けよう
コラム3 発達の段階に応じた防災教育
おわりに
理科だからこそ実現できる防災・減災教育
本書の概要
地震・津波、火山噴火、暴風・豪雨などはあくまで自然現象で、人間や社会が被害を受けたときに初めて「自然災害」となります。つまり、防災・減災を徹底するためには、自然現象の発生から災害に至るまでのメカニズムを正しく理解することが不可欠なのです。さらに、自然と人間との関わりを踏まえながら、適切に教材化していく視点が求められます。自然災害が頻発する日本列島において、安全な生活につながる学びを理科授業でどのように実現していくべきか、その可能性について考える一冊です。
本書からわかること
自然が与える恵みと災い
自然現象は、時に甚大な自然災害となる一方、食料やエネルギー、鉱物などの資源から、娯楽やレジャーなどの観光資源まで、人間に多くの恩恵をもたらすものでもあります。自然には、恩恵と災害という二面性があることを常に意識する必要があります。例えば、本書のカバー写真でもある石川県輪島市の「白米千枚田」は、世界農業遺産に認定された美しい棚田で、地すべりによって生じた地形を農地に活かしています。この地は2024年1月の能登半島地震によって大きなダメージを受け、8月現在、復旧を目指している状況です。
自然現象から「自然災害」へと至るメカニズム
現代は予測不可能なVUCA時代と呼ばれますが、自然災害はまさに想定外の影響を人間の生活に及ぼしてきました。地震や津波なども元々は自然現象の一つに過ぎませんが、その発生や社会に与える混乱は予測が難しく、古来よりその課題に取り組んできた歴史が、日本の独自性をつくったとも言えます。防災・減災のためには、まずは自然災害につながる自然現象を正しく理解することが不可欠。本書の第2章には、自然現象から自然災害へと至るメカニズムを詳しく解説しています。
自然と人間との関わりを踏まえた理科教育へ
従来、理科教育が取り扱う対象はあくまで自然現象の範疇を超えないものであるという考え方がありました。しかしながら、現行の学習指導要領では、日常生活や社会との関わりが重視されています。すなわち、理科教育においても従来の枠組みを超え、自然と人間との関わりを踏まえながら、自然災害を取り扱うことが求められているのです。持続可能な社会の担い手を育成するために、これからの時代の防災・減災教育を構築していくことも理科教育が担う役割の一つと言えるでしょう。
自然災害を取り扱った授業展開を15例掲載
本書では、自然災害を取り扱った小・中学校の授業事例を15例紹介しています。それぞれの単元において、どのように自然災害との関連を図り、子どもたちの防災・減災への意識を高めていくか、そのヒントが満載です。

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