1970年代に生まれたクラウトロックのカルト的作品が最新リマスター音源のアナログLPで蘇る!
後にLUCIFER'S FRIENDへと進化するドイツはハンブルグのハード・ロック・バンド、ASTERIX。後にユーライア・ヒープへ加入するJohn Lawtonをヴォーカルに、正統派ハード・ロック・サウンドを作り上げた彼らの唯一のアルバムである70年代ジャーマン・ハード・ロックの傑作が復刻!
1960年代後半から1970年代にかけて旧西ドイツに登場した実験的音楽"クラウトロック"。ロックにサイケ、ジャズにアヴァンギャルドを融合させた音楽的錬金術はやがてエレクトロの要素も取り込み、独自の進化を遂げていく。アメリカとイギリスのロックやポップとは異なる新たな表現方法、音楽的スタイルを探求していくなかで、NEU!やCAN、KRAFTWERKなど多様な音楽性を持ったバンドが生まれ、新時代前衛的サウンドのビッグバンとして世界に大きな影響を与えてきた。
そのクラウトロックから生まれた70年代の作品がアナログLPで復刻!約50年前に発表された作品にもかかわらず、今回復刻された作品はいずれも当時の自由で実験的な雰囲気をそのまま伝えており、新たにリマスターされた音源で収録されている。可能な限り最高の音質で、オリジナル・レコーディングの精神を現代に蘇らせるのだ。
★★★ ASTERIX 『ASTERIX』 ★★★
70年代ジャーマン・ハード・ロック・シーンを彩ったLUCIFER'S FRIENDの短命だった前身バンド。後にユーライア・ヒープに加入するJohn Lawton(Vo.)をはじめ、Peter Hesslein(G.)、Peter Hecht(Org)、Dieter Horns (B.)、Joachim Rietenbach (Dr)からなるASTERIXが1970年に発表した唯一のスタジオ・アルバムであるセルフ・タイトル作が本作である。当時のドイツ・シーンから生まれた多種多様なアルバムの中で、ブルージーな要素を取り入れ、正統派ハード・ロック色の強いサウンドを備えた『ASTERIX』は、後に同じメンバーからなるLUCIFER'S FRIENDの活躍もあり、この時代のジャーマン・ハード・ロック・シーンを代表する作品としてカルト的注目を集めた。
発売・販売元 提供資料(2024/08/16)