元Holy Hiveのドラマーがソロデビュー!
惜しくも解散したHoly HiveのドラマーにしてBruno Mars、Adele、Solange等と共演経験のあるHomerが昨今注目の<Big Crown>よりソロアルバムを発表。Holy Hiveが確立したフォークソウル的な雰囲気はありつつも、ブギーな(6)、レーベルメイトのトランペッターDave Guyを迎えた(11)など多彩なフィーチャリングアーティストの起用が幅広い音楽性を生み出した。決してドラムサウンドが主張しすぎることなく、プロデューサーとしてまとめ上げる手腕にも感服。
タワーレコード(2024/12/06)
世界中のアーティストから必要とされる注目ドラマーのソロ・アルバムがBIG CROWNよりリリース!
さまざまなアーティストと共演しキャリアを積んだドラマー、HOMERのソロ・デビュー作。ミュージシャンとして、プロデューサーとしても最前線へと躍り出る新章の幕開けとなるアルバムがここに完成。
10代の頃から音楽界でキャリアを積んできたドラマー、HOMER。
彼の独特なスティックワークは、AMY WINEHOUSEやSHARON JONESのような生々しくも受容的なソウル・サウンドをメインストリームへ導くことに貢献した。
現在、彼は世界で最も需要のあるドラマーの一人であり、JONAS BROTHERS、CLAIRO、SOLANGE、ADELE、BRUNO MARSなどといった名だたるアーティストたちと共演している。そしてこのソロ・デビュー作『ENSATINA』で、ミュージシャンとしてもプロデューサーとしても最前線へと躍り出た。
2020年、HOMERは精神的に不安定な状態に陥るも、友人や家族の支えによってそれを乗り越えることができた。今作は、彼がその時期を打破してできた産物である。
中でも「Now That It's Over」は、厳しい時期を乗り越えたHOMERの姿を表したような曲だ。"Now that it's over, I'm alright(もう終わったことだから、大丈夫)"という1行から歌詞を書き、曲を完成させたのはヴォーカルで参加しているHETHER。語りかけるような優しい歌声が印象的な1曲だ。HETHERはアルバムの注目曲であるモダンなラブソング「Deep Sea」や「Start Select」、「Forever and Ever and Ever and Ever」にも参加している。
ソロ・アルバムの制作はHOMERにとって心のよりどころであり、また彼を再び軌道に乗せるものとなった。一人の「ドラマー」以上の存在となり、ここから彼の次章への始まりである。
発売・販売元 提供資料(2024/09/11)
ダップ・キングスなどに在籍した敏腕ドラマーで、裏方としてもヴィンテージ・ソウル系の作品に関わるホーマー・スタインワイスの初リーダー作。カービーなど界隈のシンガーを招き、自身のドラムを軸にシンセやブラスも交えてローファイでサイケな音像のソウル/ファンクを放っていく。旧知の仲間で現ルーツのデイヴ・ガイを招いたファンキーなフュージョンも快演。
bounce (C)林剛
タワーレコード(vol.493(2024年12月25日発行号)掲載)