| フォーマット | 書籍 |
| 発売日 | 2024年10月18日 |
| 国内/輸入 | 国内 |
| 出版社 | イースト・プレス |
| 構成数 | 1 |
| パッケージ仕様 | - |
| SKU | 9784781623931 |
| ページ数 | 488 |
| 判型 | 46 |
構成数 : 1枚
はじめに
オリエンテーション
第1回 アナログレコーディングの世界の充実
1970年代とはいつのこと?/「空白」とは「そら・に・しろい」/すかすかな空気をうめるように/録音のはじまり/天使を信じた農夫の歌/音とともに残すもの/音とは空気振動のこと/むかし、エンジニアはまずマイクを立てた/「その人らしさ」をどう記録するか/こころによりそう「そっとつぶやく」歌い方/音楽とは計り知れないもの
【ディスクガイド 1970s】
第2回 デジタルレコーディングの世界の事始め
世界は、ずーっと1980年代/ピカピカのデジタルサウンド/1980年代をつづけたい人たち/確かにノイズはなくなったけれども/積極的なあきらめ/「絶対」を信じた時代から離れて/1980年代のレコーディング風景/1980年代のマスタリングの風景/デジタル疲れの音楽家
【ディスクガイド 1980s】
第3回 デジタルレコーディングの世界の完成
記憶のなかの終末/大量に消費される音楽たち/音楽のアバ化/「標題音楽」と「絶対音楽」/メッセージではなく、ファッション/コンピューター時代の耳がほしがったノイズ/音楽を聴きましょうよ/音響という地平線の上で/「渋谷系」の音楽に核はあったのか
【ディスクガイド 1990s】
第4回 コンピューターの中だけで作られた自由な音世界
録音に革命がおきている/ロックダウンとベッドルームポップ/異空間へいざなうテクノロジー/21世紀のあたらしいひびきはどこにある?/いま・ここをあなたと共有するための音/ブラジルの音楽の海の底へたどりつく/偶発的で、小さな欠陥/ひとり遊びの世界/大きな魚をつかまえよう
【ディスクガイド 2000s-2020s】
おわりに
謝辞
録音は、音楽をどう変えてきたのか。
音楽の記録方法は楽譜から始まり、蓄音機、レコード盤からデジタルへと手法を変え試みられてきました。レコードやCDなどの録音芸術が世に出るまでには、どのような試行錯誤があったのでしょうか。本書では、〈一発録り〉から〈AIビートルズ〉まで半世紀の変化と必聴盤を解説します。

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