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| フォーマット | 書籍 |
| 発売日 | 2024年09月27日 |
| 国内/輸入 | 国内 |
| 出版社 | 岩波書店 |
| 構成数 | 1 |
| パッケージ仕様 | - |
| SKU | 9784000616591 |
| ページ数 | 718 |
| 判型 | A5 |
構成数 : 1枚
はしがき……………高橋和之
第一部 総 論
第一章 「政治」の現れる場所──芦󠄀部信喜の憲法制定権力論をめぐって……………林 知更
I 歴史的位置
II 「政治」という問い
III 「政治」の現れる場所
第二章 芦󠄀部信喜の八月革命……………西村裕一
I 問 題
II 解 答
III 検 討
第三章 9条解釈──岐路と軌跡……………長谷部恭男
I 問題の設定
II 国際紛争を解決する手段としての戦争等の放棄
III 戦力の不保持
IV 交戦権の否定
V 自衛権および自衛力
VI 結 論
第四章 公共の福祉……………石川健治
序 À la recherche du nomos perdu
I 若き芦󠄀部信喜の思想
II 国家目的論のゆくえ
III 「公共の福祉」論の再構成
結 The False Antinomy
第五章 基本権の制約を正当化する法理──違憲審査基準論か構造化された比例原則か……………井上典之
はじめに
I 二重の基準から細分化された違憲審査基準論へ
II 三段階審査による比例原則の適用
まとめ
第六章 人権の私人間適用──State Action理論の活路・基本権保護義務という要路……………西村枝美
はじめに
I State Action理論の位置づけ
II 「純然たる事実行為」の位置づけ
III 基本権保護義務論の位置づけ
おわりに
第二部 基本権各論
第一章 包括的基本権論──論争における芦󠄀部信喜の位置……………渡辺康行
はじめに
I 人格的利益説
II 一般的自由説
III 憲法13条をめぐる諸学説の展開
結びに代えて
第二章 投票価値の平等について……………安西文雄
I 判例のあり方と学説(1)
II 判例のあり方と学説(2)
III 考察の手がかり(1)
IV 考察の手がかり(2)
V まとめにかえて
第三章 芦󠄀部憲法学と政教分離訴訟……………野坂泰司
I 芦󠄀部信喜の政教分離論
II アメリカの判例理論
III 日本の判例理論
IV 結びに代えて
第四章 知る権利の「社会権的性格」をめぐって……………曽我部真裕
はじめに
I 憲法学における「知る権利」論
II 芦󠄀部の知る権利論
III 芦󠄀部・知る権利論の今日的意義
第五章 「明白かつ現在の危険」基準──芦󠄀部の考察がインターネット時代にもちうる意味……………毛利 透
はじめに
I 芦󠄀部にとっての「明白かつ現在の危険」基準
II ブランデンバーグ基準の適用範囲をめぐる諸問題
III 芦󠄀部の考察がインターネット時代にもちうる意味
第六章 表現の自由としての検閲?……………駒村圭吾
I 芦󠄀部流検閲概念論・再訪
II 「検閲代行」
III コンテンツ・モデレーション問題
IV ハイプ的循環における検閲論
第七章 憲法解釈としての猿払基準──香城敏麿の「利益衡量の方法」について……………青井未帆
はじめに
I 香城の「憲法解釈の法理」
II 「判例による利益較量の方法」
III 「認識」「判断」
まとめにかえて
第八章 放送の自由・放送制度とデジタル社会……………宍戸常寿
はじめに
I 放送の自由論の展開
II 放送制度の展開
III デジタル社会と表現の自由・放送制度
むすびに代えて
第九章 学問の自律と「国家の良心」──芦󠄀部信喜の憲法23条論……………松田 浩
はじめに
I 憲法裁判へのかかわりにみる芦󠄀部の実践的立場
II 憲法史・憲法学史における芦󠄀部説の位相と現代的意義
III 「国家の良心」と芦󠄀部憲法学の魂
第一〇章 生存権……………棟居快行
I 芦󠄀部『憲法』における社会権・生存権
II 生存権解釈の再定義(1)
III 生存権解釈の再定義(2)
IV 再び芦󠄀部説に
第一一章 職業選択の自由をめぐる違憲審査のあり方……………巻 美矢紀
はじめに
I 合憲性推定の原則
II 芦󠄀部による規制目的二分論の基本的受容
III 規制目的二分論に対する根本的批判
IV 規制目的二分論の正当化の再考
V 現代国家と経済
VI 経済的自由の性格
おわりに
第一二章 裁判を受ける権利──訴訟と非訟の区分をめぐって……………笹田栄司
はじめに
I 初期の判例と学説の対応
II 訴訟非訟二分論
III 審判手続において裁判官の裁量をコントロールする枠組みの欠如
IV 仮の地位を定める仮処分と「純然たる訴訟事件」
おわりに
第三部 国会と内閣
第一章 国民主権と代表制……………小島慎司
はじめに

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