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| フォーマット | 書籍 |
| 発売日 | 2024年08月21日 |
| 国内/輸入 | 国内 |
| 出版社 | 信山社 |
| 構成数 | 1 |
| パッケージ仕様 | - |
| SKU | 9784797228670 |
| ページ数 | 272 |
| 判型 | A5変形 |
構成数 : 1枚
『国際人権法の深化—地域と文化への眼差し(新国際人権法講座第7巻)』
大津 浩 編集
【目 次】
・第7巻はしがき(大津 浩)
◇I 地域・自治体からの問いかけ
◆1 国際人権保障における地域・自治体の位置づけ―「自治体国際人権法」への試論〔大津 浩〕
I はじめに
II 単一的法秩序における自治体の人権問題への関与
III 多元的法秩序における州と地方自治体の人権問題への関与
IV 日本における「自治体国際人権法」構築への展望
V おわりに―地域と文化の結びつきが惹起する人権問題
◆2 自治体の人権条例に対する国際人権条約の影響〔金子匡良〕
I はじめに
II 人権条例をめぐる動向
III 人権条例に見られる国際人権条約の影響
IV 国際人権条約と人権条例の関係
V おわりに
◆3 沖縄の自己決定権の危機的状況〔大城尚子〕
I はじめに
II 主権国家だった琉球国
III 剝奪された琉球・沖縄人の自己決定権
IV 琉球・沖縄人は救済的分離を実行できる主体なのか
V むすびにかえて
◆4 地域自治権保障からみた国際人権の可能性〔本庄未佳〕
I はじめに
II イギリスにおけるUNCRC国内法化の遅れ
III スコットランドの地域分権化の進展とUNCRC地域化法
IV スコットランドUNCRC地域化法の内容と意味
V UNCRC法判決
VI パラディプロマシーと人権条約の地域化立法との相関関係
VII まとめに代えて
◆5 「小農の権利に関する国連宣言」の意義と課題〔小坂田裕子〕
I はじめに
II 国連宣言採択までの道のり
III 宣言内容の検討
IV おわりに
◇II 文化・教育からの問いかけ
◆6 国際人権法と文化多様性保障〔久保庭慧〕
I はじめに
II 文化多様性保障におけるユネスコ条約と国際人権条約
III 「文化」対「人権」の実相と克服
IV おわりに
◆7 国際人権法における言語的多様性と「言語権」〔髙橋基樹〕
I 言語問題と言語的多様性の尊重
II 文化多様性の尊重と国際人権としての「言語権」確立との関係
III 各国における言語的多様性の保障と「言語権」確立の困難性
IV 「言語権」の保障と言語的多様性の尊重との関係
◆8 法曹に対する国際人権法教育―国際人権法を国内外で実施する法曹育成のために〔小川隆太郎〕
I 序 論
II 法曹実務における国際人権法
III 法曹に対する国際人権法教育の概観
IV 結びに代えて
◇III 国際人権法と国際人権法学会
◆9 「民族的出身」に基づく差別と国籍〔岩沢雄司〕
I はじめに
II 外国人の人権と国際法
III 「民族的出身」と国籍
IV 間接差別
V おわりに
◆10 国際人権法学会の軌跡―人権と学際性〔江島晶子〕
I はじめに
II 国際人権法学会の歴史
III 国際人権法学会と国際人権法
IV おわりに
◆国際人権法学会創立30周年記念刊行◆
激動の世界における人権規範の実相・実施を分析し、有機的・統合的な人権秩序形成への学問的到達点を示す。国際人権法学会創立30周年記念企画「新国際人権法講座」全7巻。第7巻は「地域」と「文化」への眼差しを持つことを通じて、国際人権法にいっそうの深化を促すことを目指す(I:地域・自治体、II:文化・教育からの問いかけ)。最後にIIIとして、国際人権法と学会を振り返る。

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