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サステナブルなプラスチックの技術と展望

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フォーマット 書籍
発売日 2024年07月29日
国内/輸入 国内
出版社シーエムシー・リサーチ
構成数 1
パッケージ仕様 -
SKU 9784910581576
ページ数 323
判型 A4

構成数 : 1枚

第I編 政策編:プラスチックリサイクルの現状と欧州政策との比較

第1章 プラスチックの使用・廃棄・リサイクルの現状と予測 吉田優香
1. プラスチックに関する諸問題:OECDによるベースラインシナリオを中心に
1.1 世界のプラスチック生産量の現状とベースラインシナリオ
1.1.1 国別・地域別生産量と予測
1.1.2 ポリマー分類別の生産量と予測
1.1.3 原料別の生産量と予測
1.1.4 用途別の生産量と予測
1.2 世界のプラスチック排出量の現状とベースラインシナリオ
1.2.1 国別・地域別プラスチック排出量
1.2.2 用途別のプラスチック排出量
1.2.3 処分方法別のプラスチック排出量
1.2.4 既存文献との推定値の比較
1.3 世界におけるプラスチックの環境への漏出の現状と予測(ベースラインシナリオ)
1.3.1 環境へのプラスチック漏出量の推定・予測
1.3.2 国別・地域別プラスチックの環境への漏出状況とベースラインシナリオの予測
1.3.3 プラスチック汚染の発生源の現状と将来予測
1.3.4 水性環境(河川・湖・海洋)へのプラスチックの漏出量と予測ベースラインシナリオ)
1.4 世界におけるプラスチックのマテリアルフロー(ベースラインシナリオ)
2. OECDによる政策提言の概要
2.1 プラスチックライフサイクル全般をターゲットとしたOECDの政策パッケージ
2.2 「野心」レベルの異なる2つの政策パッケージ
2.3 地域アクションとグローバル・アンビション・シナリオの効果予測
2.3.1 地域アクション・シナリオ
2.3.2 グローバル・アンビション・シナリオ
2.4 2つの政策パッケージに必要なコスト
3. まとめ
参考文献
第2章 欧州・米国における2030年プラスチック対策と日本の対応 府川伊三郎
1. まとめ
2. (容器包装)プラスチック問題
3. EUプラスチック戦略(およびグリーンデール)とその『世界標準』化
3.1 「循環経済におけるEUプラスチック戦略」(2018年1月発表)
3.2 EUのプラスチック規制
3.3 欧米の化学業界団体が容器包装プラの再生材含有量30%規制を提案
3.4 マスバランス方式と国際認証
(1) 混合廃プラ(PE/PP/PS)のCRの実際
(2) マスバランス方式とは
(3) 自由自在なマスバランス方式
(4) マスバランス方式と国際認証(ISCCなど)
3.5 EUの容器包装・容器包装廃棄物に関する新規制案(2022年11月30日)
3.6 国連を通じた欧州循環経済政策の『世界標準』化
(1) 国連環境総会(UNEA)のUNEA5.2の決議(2022年3月2日)
(2) 国連環境計画(UNEP),プラスチック汚染に関する国際協定のゼロ草案を公表
4. 欧米における廃プラの処理状況とリサイクルの現状
4.1 日欧米の廃プラの処理状況と廃プラの輸出
4.2 欧州のリサイクル関連の状況
5. マテリアルリサイクル(メカニカルリサイクル:MR)
5.1 MR,CR,溶媒ベース精製法の比較
5.2 PETのMR
(1) 日本のPETボトルのMRの状況
(2) PETボトルのMR技術
5.3 欧州が強いPO(PE,PP)のMR
(1) 欧州のPOのMRが強いポイント
(2) POのMRの最先端技術(製品)
(3) POメーカーのMRビジネスへの参入
(4) 欧米のPOリサイクラー
(5) 再生ポリオレフィン(PO:PE・PP)の品質課題
(6) 再生材の品質課題と品質改善方法(力学強度,外観,色,臭い)
(7) MR技術のイノベーション
6. ケミカルリサイクル(CR)の状況
6.1 CRの特徴や注目される理由
6.2 急拡大する混合廃プラのCRプラント
(1) 混合廃プラのCRプラントの建設
(2) 石油化学企業のCRビジネス参入状況
(3) 熱分解油メーカーと技術
6.3 PETの解重合法CR
7. 2030年の日本のプラスチックリサイクルの姿
7.1 2030年に『世界標準』が日本に適用される時
7.2 試算における容器包装廃プラのリサイクル率の設定
7.3 2030年に容器包装プラの再生材含有量を30%とするための必要条件
7.4 廃プラの処理方法別比率について:2021年の実績と2030年の推定
8. おわりに
参考文献

第3章 製造大国・中国の「プラスチックリサイクル」事情 Wu Peter
1. 中国リサイクル市場の概要
1.1 廃プラ回収規模の推移
1.2 廃プラ輸入状況の変遷
1.3材料種別の回収状況
1.4 今後の市場展望
2. リサイクル企業の現状と今後
2.1 廃プラの主要集散地
2.2 廃プラの既存回収手
2.3 政策規制によるリサイクルメーカーの統合
2.4 良質で標準化された市場へ
3. 明確な基準の制定による質の向...

  1. 1.[書籍]

● 世界的に大きな転換期を迎えたプラスチックの利用とリサイクル、再生プラの利用について、政策、技術、LCAの観点からまとめた!
● 欧州・米国、中国のプラスチック対策と、OECD等による予測と提言を紹介!
● 技術編1では、注目される各種リサイクル技術を紹介!
● 技術編2では、バイオマスや都市ごみ、CO2利用によるプラスチック製造を解説!
● LCA編では、欧州委員会の政策を科学技術面のデータでサポートするJoint Research Sentre(JRC)によるLCAに関するレポート「Environmental and economic assessmentof plastic waste recycling」の概要を紹介!

作品の情報

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監修: 室井髙城

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