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レズビアン・アイデンティティーズ

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フォーマット 書籍
発売日 2015年07月31日
国内/輸入 国内
出版社洛北出版
構成数 1
パッケージ仕様 -
SKU 9784903127224
ページ数 364
判型 46

構成数 : 1枚



◆ introduction ┃

∞∞∞∞∞∞∞【第I部】∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞
アイデンティティ――他者と自己のあいだで

◆第1章┃
いま、〈レズビアン・アイデンティティ〉を語ること
〈アイデンティティ〉は不要物なのか?
ある「レズビアン」をめぐる問いから
〈レズビアン存在〉と不可視性
〈レズビアン・アイデンティティ〉を論じること

◆第2章┃
アイデンティティ・ポリティクスを辿ってみる
セクシュアル・マイノリティと〈アイデンティティ〉
〈アイデンティティ〉を求める解放運動
「レズビアン」とは誰か?
揺れる定義からみえるもの

◆第3章┃
「レズビアンに〈なる〉」こと
「わたしはレズビアン」?
越境という経験
〈境界〉へのまなざし
異性愛主義のふたつの輪郭
越境と異性愛主義への抵抗

∞∞∞∞∞∞∞∞【第II部】∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞
ソーシャリティ――国家・制度と自己のあいだで

◆第4章┃
社会的行為としての〈カミング・アウト〉
〈カミングアウト〉という戦略
レズビアンと〈カミングアウト〉の困難
〈カミングアウト〉を要請する社会的背景
無化/抹消への抵抗可能性
暫定的な「場」としての

◆第5章┃
セクシュアル・マイノリティと人権施策――国家による承認をめぐって
グローバル化社会と同性愛者
日本の人権施策をめぐる流れ
戸籍性別の変更をめぐる法的整備
人権施策にみる同性愛(者)嫌悪
分断線を超えるために

◆第6章┃
〈反婚〉の思想と実践――同性間の婚姻への批判的考察
「結婚」する権利?
法的保護をめぐる論点整理
日本における議論
婚姻制度を支える制度――戸籍・差別・天皇制
「反婚」の思想と実践
断絶の時代につながりを求めて

∞∞∞∞∞∞∞∞【第III部】∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞
コミュニティ――人びとのあいだで

◆第7章┃
〈コミュニティ〉形成とその〈アイデンティティ〉
〈コミュニティ〉とは何か
〈コミュニティ〉形成のポリティクス
異なりを表出する〈コミュニティ〉

◆第8章┃
〈アイデンティティ〉の共有の困難と可能性
〈コミュニティ〉実践の戦略――ECQAの事例から
〈コミュニティ〉の不可能性と可能性
アンビバレントのなかにある可能性

◆終 章┃
〈レズビアン・アイデンティティーズ〉の可能性――異性愛主義への抵抗に向けて
「性の多様性」の時代に
〈同化〉か〈抵抗〉か――可視化戦略の陥穽
〈怒り〉の共同性へ――異性愛主義への抵抗可能性

文献一覧 / あとがき

  1. 1.[書籍]


―― 生きがたさへの、怒り
「わたしは、使い古された言葉「アイデンティティ」のなかに、その限界だけでなく、未完の可能性をみつけだしてみたい。
というのは、わたしの日常でみえる光景は、生きがたさにしても、そこから生み出される自己肯定の低さにしても、いまだ解決などとは、ほど遠いからだ。
とくに、わたし自身がこだわってきたレズビアン(たち)をめぐる〈アイデンティティーズ〉の可能性について、えがいてみたい。」

作品の情報

メイン
著者: 堀江有里

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