ノラ・ジョーンズ、マデリン・ペルーと並び、21世紀の米国女性シンガー三傑の一人であるメロディ・ガルドー。生死を彷徨う事故から驚異的な復活を遂げ、2008年にデビュー以降各国でチャート1位を記録。ビリー・アイリッシュもファンを公言するなど多くのアーティストをインスパイアし続けている"奇跡のシンガー"だ。本作は、自身初となる待望のベスト・アルバム。15年以上にわたるキャリアの中から、メロディ本人が厳選した楽曲をCD2枚にわたって収録している。「夜と朝の間で」や「ベイビー・アイム・ア・フール」、「モーニング・サン」といった代表曲から、日本では今回が初CD化となるエディット・ピアフの「バラ色の人生」などの貴重なトラックまで幅広くセレクトされたラインナップは、メロディ・ファンのみならずとも必聴・必携だ。 (C)RS
JMD(2024/09/25)
愛を紡ぎ続けた、メロディの軌跡。「奇跡のシンガー」メロディ・ガルドー、自身の選曲による初のベスト盤。チャーリー・ヘイデンとの貴重な共演を含む未発表音源も2曲収録。
ノラ・ジョーンズ、マデリン・ペルーと並び、21世紀の米国女性シンガー三傑の一人であるメロディ・ガルドー。生死を彷徨う事故から驚異的な復活を遂げ、2008年にデビュー以降各国でチャート1位を記録。ビリー・アイリッシュもファンを公言するなど多くのアーティストをインスパイアし続けている「奇跡のシンガー」だ。2024年5月に行われた一夜限りの来日公演も早々に完売し、日本での人気の高さも印象付けた。
本作は、自身初となる待望のベスト・アルバム。15年以上にわたるキャリアの中から、メロディ本人が厳選した楽曲をCD2枚にわたって収録している。「夜と朝の間で」や「ベイビー・アイム・ア・フール」、「モーニング・サン」といった代表曲から、日本では今回が初CD化となるエディット・ピアフの「バラ色の人生」などの貴重なトラックまで幅広くセレクトされたラインナップは、メロディ・ファンのみならずとも必聴・必携だ。
そして注目は、2曲収録される未発表音源。中でもチャーリー・ヘイデンの名曲として名高い「ファースト・ソング」は、作曲者であるヘイデンとメロディがハリウッドのキャピトル・スタジオで行ったセッションによる貴重な録音となっている。メロディならではの繊細なヴォーカルと、ヘイデンの歌い上げたベース・ラインが融合した必聴のトラックとなっている。
ライナーノーツは、「ジョン・コルトレーン『至上の愛』の真実」などの著作で有名なグラミー賞受賞作家/ジャーナリスト、アシュリー・カーンが担当。国内盤はUHQCD仕様で、ライナーノーツ訳、歌詞・対訳が収録される。
発売・販売元 提供資料(2024/09/20)
2008年に世界デビューして以来、ノラ・ジョーンズやマデリン・ペルーに比肩するシンガーとして愛されてきた彼女が、15年以上にわたるキャリアを通じて初のベスト・アルバムをCD2枚組でリリース。選曲は本人が担当したそうで、深みのあるスムースな歌声はどこを切っても素晴らしい。チャーリー・ヘイデンとの未発表セッションや初CD化音源の収録もあり。
bounce (C)大原かおり
タワーレコード(vol.491(2024年10月25日発行号)掲載)