2021年山本精一が参加した3rd アルバム『永すぎた春』から、3年振りに発表する4th アルバム『怪物』。
自身初のアナログ盤と配信でリリース。
2022年渋谷WWWにて灰野敬二とツーマンイベントに出演するなど、2017年より大阪を拠点にコンスタントにライブ活動をしているシンガーソングライター黒岩あすか。
今作はバンドメンバーに須原敬三 (Ba)、senoo rickey (Dr)、hama (Gt)、HEAT (Gt) の4人を迎えて、夕暮れ時から早朝の少し空が青く明るくなり始める頃までの時間を、アルバムを通してひとつの物語になるように、エレキギターでの弾き語りの楽曲「夜の海」を交えて7曲を収録。
サイケデリックなギターが印象的なバンドサウンドと対照的な彼女の囁くような唄声は、暗闇の中のひとつの灯りのように聴く人の心に寄り添う、入魂の一枚。
発売・販売元 提供資料(2024/08/01)
須原敬三やsenoo rickeyら関西が拠点の実力者を迎えた4作目。〈夕暮れ時から早朝の少し空が青く明るくなり始める頃までの時間をひとつの物語に〉と資料にある通り、本作に揺蕩う漆黒のギター・サウンドには繊細な心情と呼応して変化する藍とも薄墨ともつかない濃淡がある。随所でノイズを挿みつつ、儚い声で吐露する〈呪い〉には不思議な優しさと安らぎが。
bounce (C)土田真弓
タワーレコード(vol.490(2024年9月25日発行号)掲載)