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| フォーマット | 書籍 |
| 発売日 | 2024年08月21日 |
| 国内/輸入 | 国内 |
| 出版社 | フィルムアート社 |
| 構成数 | 1 |
| パッケージ仕様 | - |
| SKU | 9784845923236 |
| 判型 | A4変形 |
構成数 : 1枚
イントロダクション
Chapter 1――三十九夜(1935)
Chapter 2――疑惑の影 (1943)
Chapter 3――白い恐怖 (1945)
Chapter 4――めまい (1958)
Chapter 5――北北西に進路を取れ (1959)
Chapter 6――サイコ (1960)
Chapter 7――鳥 (1963)
Chapter 8――マーニー (1964)
Chapter 9――引き裂かれたカーテン (1966)
CONCLUSION: トパーズ(1969) & ファミリー・プロット (1976)
用語集
フィルモグラフィ&索引
謝辞
サスペンスの巨匠、アルフレッド・ヒッチコック。
その秘密の眠る、もうひとつの「映画術」。
人々を驚愕させたヒッチコックの名シーンたちは、いかに構想され、映像化されたのか?
膨大な未公開資料から、ソール・バス、サルバドール・ダリ、ヘンリー・バムステッドら、偉大な協力者たちとの共同作業を掘り起こし、映画史に残る傑作群の舞台裏を解き明かす。
映画ファン必読の一冊!
「ストーリーボードとは実際、何なのだろうか? ストーリーボードは、コンテンツ制作者や監督のヴィジョンをイラストレーターが表現したもの、と定義できる。それは漫画のコマのようにイメージの連続で構成され、異なるシーン同士をどう組み合わせるかのアイデアをくれるものだ。(本文より)」
ストーリーボードとはすなわち、現在における〈プリヴィズ(Pre-Visualization)〉の始原であり、とりわけヒッチコックはストーリーボードを自身の方法として重要視していたことが知られています。ヒッチコック曰く「滅多に自身ではカメラを覗かない、なぜなら前にストーリーボードで作ったのと同じ映像になっているからだ」。
本書では、ヒッチコックの実作における共同制作者たちとのストーリーボード――プロダクション段階における様々なイラストレーション、舞台セットのスケッチ――の役割を探ります。貴重な関連図版を数多く掲載し、『めまい』『サイコ』『鳥』『北北西に進路を取れ』等々9つの傑作の制作過程から、最終的な作品に辿り着くまでの軌跡を辿ります。
アルフレッド・ヒッチコックの想像=創造過程を知るにおいてはもちろん、動画制作者やデザイナー、漫画制作者など、あらゆる視覚的創作の基礎ともいえる思考・方法を学ぶにも役立つ一冊です。
「ヒッチコックはそれぞれのシーンを"それ自体で小さな映画"であると捉えていた。TikTokであれInstagramであれ短編コンテンツのストーリーボードを考える上で、『三十九夜』においてヒッチコックがどのようにストーリーをつなぎ合わせて「エピソード映画」全体を作り上げたのかを見ていくことは、素晴らしいインスピレーションを与えてくれる。(「Chapter 1――『三十九夜』」より)」

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