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    ユリイカ8月号 特集 ポール・オースター ユリイカ

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    フォーマット ムック
    発売日 2024年07月29日
    国内/輸入 国内
    出版社青土社
    構成数 1
    パッケージ仕様 -
    SKU 9784791704514
    判型 A5

    構成数 : 1枚

    特集*ポール・オースター――1947-2024

    ◆翻訳
    ローレル&ハーディに人生を救われた――『4 3 2 1』より / ポール・オースター 訳=柴田元幸

    ◆対談
    オースターを/とともに読む / 柴田元幸 藤井光

    ◆作家との邂逅
    内面の旅に魅せられて / 白井晃
    矛盾する僕のお守り / タダジュン

    ◆アメリカからの旅
    ポール・オースターの思い出とアメリカにおける彼の著作の評判について少々 / ジャスティン・ジャメール 訳=秋草俊一郎
    間違い電話じゃなかった / 吉田恭子
    空白期間の神話から二一世紀の段階的物語へ――ポール・オースターと歩く現代アメリカ / 矢倉喬士
    「翻訳」の発明――柴田元幸のポール・オースター訳をめぐって / 邵丹

    ◆作られたお話
    初訳者の栄光と困惑 / 郷原宏
    シンクロニシティ、あるいはご都合主義の復権 / 菱岡憲司

    ◆憑在的な声
    探偵になりきれなかった男たち――ポール・オースターと(ハードボイルド)探偵小説 / 井上博之
    ガラスの手荷物――シリ・ハストヴェットとともに『最後の物たちの国で』声を聞く / 上田麻由子
    幽霊たちへの責任――ポール・オースターにおける災厄の表象 / 髙村峰生
    ボディーズ・アンリミテッド――オースター作品における肉体考 / 小澤英実

    ◆場所が訪れる
    点、線、面 / 畔柳和代
    オースターの「必然」 / 姜湖宙

    ◆詩と物語、あるいは言葉
    混乱と残忍に抗して――ポール・オースターの詩 / 飯野友幸
    偶然の技法――ポール・オースターの詩人から小説家への移行期について / 佐藤直子
    寂しさの発明――オースターとメルヴィル / 古井義昭
    神託の夜と再話の倫理 / 大宮勘一郎

    ◆文章を追いかけて
    ベケットが結んだポールとジョンの友情 / くぼたのぞみ
    オースターと野球と、逃げる犬 / 高山羽根子

    ◆オースターと――
    孤独の発見 / 鈴木創士
    ポール・オースターとパウル・ツェラン――ゴッホを通して二人を架橋する / 関口裕昭
    「失われた原稿」と「失われた対話」――ポール・オースターとピエール・クラストルをめぐって / 酒井隆史
    稀代のストーリーテラーが映画に注いだ情熱の行方 / 上原輝樹

    ◆事の始まり
    ポール・オースター全小説解題 / 下條恵子

    ◆忘れられぬ人々*34
    故旧哀傷・松尾和子 / 中村稔

    ◆物語を食べる*41
    かーいぶつ、だーれだ、という声(上) / 赤坂憲雄

    ◆詩
    あのこと・のと・なりで / 川上雨季

    ◆今月の作品
    湖中千絵・蓮野健二・栫伸太郎・禾アキラ・岡村梨枝子 / 選=井坂洋子

    ◆われ発見せり
    その~…あいだになる、そのあいだに / 外島貴幸

    1. 1.[ムック]

    ポール・オースター追悼
    文学が世界文学に遷移していく時代にオースターはどのような位置をもち、そこにはなにが尽きていたのか、『孤独の発明』からニューヨーク三部作、『ムーン・パレス』、『偶然の音楽』、あるいは『幻影の書』、そして『4 3 2 1』へ……証言は交錯し、作品は残される。知られざる作品をいまふたたび馴染みの風景とするために。追悼とはそれを取り戻すための哀惜と反抗である。

    作品の情報

    その他
    フィーチャードアーティスト: ポール・オースター

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