良質なライブ音源をセレクトするシリーズ、トレジャー・アーク!ベスト盤『Cross Road』の大ヒットからのニューアルバム『These Days』に至る時期、95年5月27日のドイツ、ブレーメン公演をフル収録! (C)RS
JMD(2024/07/25)
良質なライブ音源をセレクトするシリーズ、トレジャー・アーク!
ベスト盤『Cross Road』の大ヒットからのニューアルバム『These Days』に至る時期、95年5月27日のドイツ、ブレーメン公演をフル収録!
第1期ボン・ジョヴィの実質的な締めくくりとなった95年の〈These Days Tour〉から、95年5月27日のドイツ、ブレーメン公演を収録。90年代に入るとグランジの時代に突入したこともあって、本国アメリカではさすがのボン・ジョヴィもセールスの低下に見舞われる(それでも10位以内をキープしているのはすごい)。しかし、日本やヨーロッパでは人気に翳りは見られず、94年にリリースしたベスト盤『Cross Road』は全世界で大ヒット。日本でもオリコン1位を獲得する大ヒットとなった。一方で、バンド内では、以前から脱退を匂わせていたベースのアレック・ジョン・サッチがバンドを去り、代わりに古い友人であったヒュー・マクドナルドがサポート(デビュー曲「Runaway」のベースは彼がプレイ)。バンドにとって初めてのメンバーチェンジとなった。その新体制で制作されたのが6枚目となるスタジオ・アルバム『These Days』(95年)で、やはりアメリカでは伸び悩んだが、世界的には好評を博し、〈These Days Tour〉は北米の本数を減らしつつ、南米からアフリカまでをカバーする長大なツアーとなった。このドイツでのライヴは、アルバムが発売になる前に行われたツアーの初期行程、アジア・レッグを経てのヨーロッパ・レッグの3公演目をフル収録。この頃のセットリストは新作の曲は僅かしか組み込まれておらず、ベスト盤『Cross Road』のツアーといった方がしっくりくる内容で、言い換えればヒット曲満載のグレイテスト・ヒッツ・ライヴと言っていいものだ。アンコールでは地元ニュージャージーの大先輩、リトル・スティーヴンが登場。ロックンロール・バンドとしての魅力全開のライヴだ。
発売・販売元 提供資料(2024/07/23)