円熟の極みにある日本最高峰のJAZZ ピアニスト納谷嘉彦が、C. BECHSTEINC の透明感 溢れるピアノの音色で9つの作品を"音の色彩"で描いた傑作アルバム!溢れでる色彩に身も心も満たされていく。 (C)RS
JMD(2024/07/26)
円熟の極みにある日本最高峰のJAZZピアニスト納谷嘉彦が、C.BECHSTEINCの透明感溢れるピアノの音色で9つの作品を「音の色彩」で描いた傑作アルバム!溢れでる色彩に身も心も満たされていく。192KHz / 32bit高解像度レコーディング。
2009年に、納谷嘉彦本人が書き下ろした創作時代劇に、新たに書き下ろしたオリジナル曲で制作され発表したアルバム「侍 BEBOP」このアルバムは、日本人の持つ「美の心」とジャズの「即興性」の融合を追求してきたジャズピアニスト、納谷嘉彦が世に問うた作品である。
今までに無かったこのセンセーショナルなアルバムに衝撃を受けた日本JAZZ界は、彼を鬼才又は異端児と呼び、そう位置付けてきた。
その鬼才が今回のアルバムでは、音による「色彩」をテーマとして、その瑞々しい感性が随所に発揮され様々な色調を散りばめた作品を創った。
「侍 BEBOP」のようなオリジナル曲しか演奏できないピアニストと思われていた納谷。ところが彼は、スタンダードと言われるジャズの演奏の基本はしっかりマスターし、尚且つ造詣が半端無く深いピアニストであるのだ。それは今回のアルバムを聴かれたら一目瞭然であろう。1曲目の淡いピンクのようなスローの美しい曲からスタートし、テーマを暗示させるような短いパッセージにベース、ドラムスが呼応する、フリージャズのような2曲目など。淡い色彩から濃淡のグラディーションが続き、最後の曲で平和を願う緑で終わっている。そして、このアルバムのレコーディングを担当したティートックレコーズの金野氏により、より深い透明感のある素晴らしい作品に仕上がっている。
前作品から15年が経っているが、納谷はこの間新人のレコーディングを数枚プロデュースしたり、配信ドラマの音楽制作に関わったり、数々のレコーディングやメディアにプロデューサー、ピアニスト、アレンジャーとして参加している。またこの間、ボサノバ、ポップス、クラッシックなど様々な音楽ジャンルのアーティストと関わり合っている。これもまた納谷のピアノの円熟味の要因になっているように思える。このアルバムは、生きる「色彩」を失い、無機質なAIに追い回されている現代の人々に是非聞いてほしい一枚である。心の「潤い」取り戻す数少ない素晴らしい傑作アルバムなのだから。
発売・販売元 提供資料(2024/07/19)