アントニオ・ロウレイロらを輩出したブラジル・ミナスの音楽シーンで注目を集めるピアニスト/シンガー/作曲家=ダヴィ・フォンセカの待望となる2ndアルバム! (C)RS
JMD(2024/07/19)
アントニオ・ロウレイロらを輩出したブラジル・ミナスの音楽シーンで注目を集めるピアニスト/シンガー/作曲家=ダヴィ・フォンセカの待望となる2ndアルバム!
■ミルトン・ナシメント、トニーニョ・オルタといった世界的な巨匠を筆頭に、近年ではアントニオ・ロウレイロやハファエル・マルチニといった、世界のジャズ・シーンと共振する才能を送り出してきたブラジル、ミナスジェライスのジャズ/器楽音楽シーン。そのなかでネクスト・ブレイク必至と言われるのが、このダヴィ・フォンセカ(Davi Fonseca Fonseca)だ。
■ロウレイロらも卒業したミナス連邦大学の作曲コースで学士号を取得すると、すぐに州都ベロオリゾンチのインディーシーンで特異な存在感を発揮。ハファエル・マルチニ、アレシャンドリ・アンドレス、ルイーザ・ブリーナといった地元ミナスのミュージシャンだけでなく、エルザ・ソアレス、レチエレス・レイチ、モニカ・サルマーゾ、ルエジ・ルナ、ペドロ・マルチンスといったブラジルを代表する新旧の音楽家達とも共演してきた。
■2019年には1stアルバム『Piramba』をリリース。ミナスの新世代ミュージシャンらしい複雑なコンポジションと普遍的な歌が共存する内容で、ブラジル国内外で絶賛を浴びると、ここ日本でも輸入盤CDとしては異例のセールスを記録するなど、強烈にその名前を印象付けることに成功した。それ以来、約5年ぶりとなる新作が本作だ。
■アルバムはベロオリゾンチで活躍する21名ものミュージシャンが参加、曲ごとに異なる編成で録音された。複雑なリズムやプロットが、普遍的なメロディーや音色と共存する楽曲は、歌と器楽、双方においてブラジル音楽の歴史と深いコネクションを持つフォンセカならでは。そこにシャンガイ、アルトゥール・パドゥア、イザー、ルイーザ・ブリーナといった、豊かな個性を持つゲストが彩を加えるという全8曲は、聴くものに新鮮な体験をもたらすことだろう。
発売・販売元 提供資料(2024/07/18)
近年のジャズ・シーンにおいても異才を放つミュージシャンを多く排出してきたブラジル・ミナスのシーンから、アントニオ・ロウレイロ、ハファエル・マルチニらに続く才能として注目されているダヴィ・フォンセカの2作目。地元のコミュニティで活躍する総勢21名ものミュージシャンを楽曲毎に異なる編成で配置し、クラシックやジャズ、母国ブラジルの音楽など、彼の音楽的ルーツの深さを強く感じさせる1枚。M1、M2などパーカッションを主体としたリズム構築がブラジルらしさを表現しており、自身のルーツや地元の音楽シーンに対する強いリスペクトを感じさせる作品となっている。
intoxicate (C)栗原隆行
タワーレコード(vol.172(2024年10月10日発行号)掲載)