オリジナリティ溢れるR&Bシンガー4年振り待望のフルアルバムが到着!
まず目がいく素晴らしいジャケットのアートワーク。
マレーネ・ラウゲセンによって描かれ、ニコラ・プッサンの絵画「日の出を探している盲目のオリオン」にインスピレーションを得ているそう。
オリオンの太陽を女神の姿で描き、水面上に静かに浮かび、都市が彼女の額を照らし、瞑想のために目を閉じています。指の上には花の咲いた木と人、救命ボートに乗ったギター...宇宙と彼女の内面を感じる美しさ。
「宇宙にいる間、私たちが最も感動的な景色は地球から見上げた時に見る景色だと気付いた」
というアフリカ系アメリカ人女性宇宙飛行士、メイ・C・ジェミソン博士のスピーチからインスピレーションを受け、地球という惑星の素晴らしさと「この惑星とその自然を見れば見るほど、自分自身について理解が深まる」と自身の内面を映し出したような強く、柔らかくそして心地よい作品。
彼女の創り出す音楽を聴きながら宇宙や地球の美しさを考える、そんな時間を大切にしたいなと思えるリトリート要素も多分にあるフィジカルで大事に聴いていただきたい1枚。秋の長い夜にぴったりです。
発売・販売元 提供資料(2024/11/11)
フィリー近郊出身で西海岸にて活動するシンガーが4年ぶりに出したフル・アルバム。愛と失恋をテーマに癒しを求めるというコンセプトをアコースティックな音と感傷の滲む歌声で幻想的に表現した楽曲は、ロデイド・マクドナルドやナセントらの制作陣が以前関わったサンファやSZAにも通じている。ビート感のある曲も含めてオーガニックで深沈としたインディーR&Bの良作だ。
bounce (C)林剛
タワーレコード(vol.493(2024年12月25日発行号)掲載)