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ウクライナ映画完全ガイド ロシア帝国時代からマイダン革命以降の現代まで

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構成数 : 1

まえがき
目次
年表
地図

ウクライナ映画史への招待
用語解説
人名解説

第1章 映画の誕生からサイレント映画期
セヴァストーポリの防衛 ウクライナ人監督・製作による、ロシア帝国最初の長編劇映画
亡霊がヨーロッパを徘徊している 亡霊がヨーロッパを徘徊している
愛の果実 ウクライナが生んだ世界的巨匠、ドヴジェンコの初単独監督作
2日間 国内戦のさ中、貴族に仕えた老人が革命精神に目覚める
夜馬車の御者 ベテラン御者の変節を描く、ウクライナ無声映画の代表的作品
ズヴェニゴラ ドヴジェンコが抒情詩作家としての才能を開花させた記念碑的作品
武器庫 キエフ一月蜂起を中心に、歴史の転回を圧倒的な疾走感で描く
カメラを持った男 世界のドキュメンタリー映画史上、最重要作品のひとつ
利己主義者 内戦下、ラクダを引き連れた利己主義者のコミカルな珍道中
春 カウフマンが兄ヴェルトフと決別して撮ったドキュメンタリー
パン 第一次五カ年計画を主題に、不遇の監督が新旧の世代交代を描く
大地 世界の映画史に燦然と輝く、サイレント映画の名作
コラム1 ウクライナ映画を配信で見る

第2章 トーキー映画から戦前
熱狂:ドンバス交響曲 映画史における工業地帯ドンバスの原風景
コリーイの乱 ポーランド・リトアニア圧政下、18世紀末の蜂起を描く史劇
航空都市 日本人スパイ「サムライ」も登場する、極東を舞台にした冒険映画
プロメテウス ジョージア系監督が撮った1930年代ウクライナ映画の代表作
愛してる 革命の到来を予感させる、ドンバスを舞台にした最初の劇映画作品
厳格な青年 人気作家オレーシャが脚本を担当した、超現実主義不倫ドラマ
虹 ナチス占領下のウクライナ農村の村民の抵抗を描いた反戦映画
コラム2 ドヴジェンコ国立センターの100作品リスト

第3章 戦後のウクライナ映画の隆盛
ザレチナヤ通りの春 ソ連雪解け期映画の先駆的作品にして、観客動員数3000万人の大ヒット作
わが身を捧げて 農奴制下の19世紀ウクライナに生きる男女の悲恋の物語
二兎を追って ふたりの女性を追う、ろくでなしの男が繰り広げるコメディ映画
ガソリンスタンドの女王 ウクライナでも親しまれている、ソ連コメディ映画の決定版
忘れられた祖先の影 山岳民族を色彩豊かに描く、ウクライナ映画オールタイムベスト1
夢 シェフチェンコ生誕150周年を記念する、国民的詩人の伝記作品
我らの清きパン 欲に目が眩んだ者の教訓を伝える、コルホーズを舞台にした物語
渇いた者たちの井戸 ウクライナ映画ベスト作品にも挙げられる、詩的映画の代表作
外国の女の子 国際都市オデーサを舞台に育まれる、多国籍な少年少女の友情
愛の告白 詩人ウクラインカに導かれ、女性たちがソ連史を振り返る
短い出会い 吟遊詩人ヴィソツキー演じる男性とふたりの女性の三角関係ドラマ
退屈なために 「退屈」を持て余した結果、おとなしい料理女の身に起きた悲劇
イワン・クパーラの夜 ゴーゴリ原作の怪奇譚が幻想的な様式美の映像で甦る
限界を超える七つの歩み 超能力ドキュメンタリーとして国内外で大きな反響を呼んだ作品
良心 20年以上、上映が許されなかったウクライナ詩的映画の真髄
アンヌィチカ ナチス・ドイツ占領下フツル人を描いたロシア語映画の傑作
石の十字架 カナダへの集団移住問題を背景にした、貧しい農夫の厳粛なドラマ
黒い模様のコウノトリ 支配者が変わり戦争に巻き込まれる、フツル人の苦難を描く
長い見送り ムラートワ独自の反復演出が出現する、息子を見送る母の躊躇
ザハル・ベルクト タタールの侵略を前にして、民族のための尊い犠牲を描いた大作
ブンバラシ ミュージカル要素を取り入れた、赤軍兵士の異色の物語
私と他の人たち 他者が自己の心理に与える影響を検証する、科学映画の代表作
失われた手紙 ゴーゴリの幻想文学を原作に、ウクライナ文化の精華を示す
出陣するのは「老人」のみ 戦中の流行歌が多く登場し、前線での人間関係を描いた戦争映画
一匹オオカミ 農奴制問題を告発した、ツルゲーネフ原作による文芸映画
バビロンXX ウクライナ映画を代表する俳優ミコライチュクの監督代表作
コラム3 ウクライナのアニメーション

第4章 体制の崩壊へ
夜は短し 戦後たくましく生きる孤児ワーニャの青春を抒情豊かに描く
夢と現実の跳躍 仕事にも家庭にも居場所を見失った、中年男性の危機
戦場のロマンス 戦場で出会った女性を忘れられない、優柔不断な男の三角関係
口づけ 名優オレク・ヤンコフスキーが演じる、内気な将校の内面のドラマ
チェルノブイリ:困難な日々の記録 命と引き換えに撮影された、チェルノブイリについての最初の映画
無気力症シンドローム ソ連末期の変調を「無気力症」というシンドロームを通して描く
デジャ ヴュ オデーサに送られたアメリカ人殺し屋を描く、ポストモダン・コメディ
崩壊 チェルノブイリ原発事故と同時に描かれる、社会と人間関係の崩壊
追放/記憶せよ 第二次世界大戦下における、ユダヤ人一家迫害の物語
海の果てを走るまだらの犬 オホーツク海を舞台にニヴフの生活を描いた「ウクライナ映画」
1階 モノクロの映像でテンポよく語られる、男女の壊れていく恋愛関係
夢判断 20世紀前半の全体主義を、フロイト自ら夢判断のように振り返る
七月の雷雨 ソ連崩壊を予言する、体制の末期に声をあげ始めた労働者の記録
沼地ストリート、あるいはセックスの治療薬 ソ連末期に生まれた、放縦なエキセントリックコメディの怪作
酸素飢餓 ソ連映画の栄光ある軍隊と異なる、過酷ないじめが露呈する
コラム4 外国映画が映し出すウクライナの風景

第5章 新生ウクライナ映画
思いやりのある警察官 孤児を養子にするため奔走する、思いやりある警官を描く寓話
死者の友人 資本主義経済が流れこんだキーウで、変化に馴染めない男を描く
三つの話 三者三様の犯罪を通してムラートワが問う、人間が守るべき倫理
アメリカへの手紙 稼ぐ術を持たないインテリが、アメリカへ移民した友人に送る手紙
イースト/ウェスト:遙かなる祖国 冷戦下ウクライナにおいて亡命を願う、フランス人の絶望的な試み
ヘチマン・マゼッパのための祈り ロシアでは裏切り者扱いのマゼッパが愛国者として描かれる
存在の効果 様々な作品の引用を通して、文化都市オデーサの豊かさを示す
調律師 恋人に唆され、裕福な未亡人から金を騙し取る調律師の犯罪ドラマ
名前の綴りを教えて スピルバーグも製作に名を連ね、ホロコーストの歴史を後世に伝える
わが幸せ 暴力が蔓延した、ポストソヴィエト世界の不吉なロードムービー
故郷よ 原発事故で激変した、ふたりの語り手の交わることのない人生
ゲーマー ゲームに青春を捧げる青年を描く、センツォフの鮮烈なデビュー作
ザ・トライブ 世界中で称賛された、手話のみで描くろう者たちの青春と暴力
薄明かり 82歳の老いた母とほとんど目が見えない息子の農村での日常生活
コラム5 ハリウッド映画の中の「危険なウクライナ」

第6章 マイダン革命以降
マイダン 現代ウクライナ社会の分岐点となった、ナショナリズム高揚の記録
さようなら、シネフィルたち 若きシネフィルたちが語り合う、ウクライナの自由と未来
武器よりも強く マイダン革命を機に結成された映像集団による、ウクライナの覚醒
平和あれ スロヴァキア人監督がドンバスで分断された市民の声を記録する
やさしい女 やさしい女への暴力を通して暴かれる、不条理な現代のドラマ
ブラック・レベル 中年男性に突然訪れる愛する者たちとの別れを描く、無言の演出劇
火山 独特のリズムが物語る、2014年以降のヘルソン州に住む人々の疎外感
ドンバス ドキュメンタリーの名手が劇映画で描く、ドンバスの「真実」
アトランティス ドンバス紛争後の近未来に、すべてを失った男の回復が描かれる
ヒート・シンガーズ:労働組合合唱隊 ソ連時代の暖房設備の保守に努める、市営会社で結成された合唱団
わが思いは静か 動物の声を採集する男と母との珍道中を描いた大ヒットコメディ
故郷へ 父子の世代の違いを描く、クリミア=タタール語映画の代表作
キーウ発、戦場行き列車 さまざまな乗客を乗せて「戦場」へ向かう、列車映画
ヴァレンチン・シルヴェストロフ 現代ウクライナ音楽の巨匠が、自身の音楽と半生を語る
悪路 他者に向けられる悪意がむき出しになる、4つの「悪路」での物語
地球はオレンジのように青い 映画好き一家がカメラを手にとり、超現実「ドンバス」を撮影する
俺は墓地で働いている 墓地で働く生きる気力を失った男が、自らの手で人生を取り戻す過程
バビ・ヤール ウクライナ史の暗部を通して伝えられる、歴史を知ることの重要性
リフレクション 愛する人を失った人間の、傷と回復を目撃することを要請する
オルガの翼 見る者が想像する、祖国を離れて宙を舞うオルガの着地点
世界が引き裂かれる時 親露派の誤爆により半壊した家で、出産を迎える女性の物語
マリウポリ:7日間の記録 監督が自らの命と引き換えに遺した、爆撃下のマリウポリ市民の姿
キエフ裁判 ナチス・ドイツの市民虐殺が次々と明かされる裁判の一部始終
コラム6 世界市民ロズニツァとナショナリズムをめぐる緊張
どの川も ウクライナの豊かな水源と汚された現状を伝えるドキュメンタリー
ルクセンブルク、ルクセンブルク 20年前に姿を消した父を追って、兄弟はルクセンブルクへ向かう
オン・ザ・フロント・ライン:極限戦線 分離派の攻勢に遭う国境警備隊の孤立した戦いで浮かぶ、双方の論理

参考文献
あとがき

  1. 1.[書籍]

時にプロパガンダの役割を担い、時に検閲の対象となりながらもロシア帝国・ソ連時代から世界映画史に輝く作品を作り出してきた

オレクサンドル・ドヴジェンコ『大地』世界の映画史に燦然と輝く、サイレント映画の名作
ジガ・ヴェルトフ『カメラを持った男』世界のドキュメンタリー映画史上、最重要作品のひとつ
セルゲイ・パラジャーノフ『忘れられた祖先の影』山岳民族を色彩豊かに描く、ウクライナ映画オールタイムベスト1
ユーリー・イリエンコ『渇いた者たちの井戸』ウクライナ映画ベスト作品にも挙げられる、詩的映画の代表作
レオニード・オシカ『石の十字架』カナダへの集団移住問題を背景にした、貧しい農夫の厳粛なドラマ
キラ・ムラートワ『無気力症シンドローム』ソ連末期の変調を「無気力症」というシンドロームを通して描く
ミロスラウ・スラボシピツキー『ザ・トライブ』世界中で称賛された、手話のみで描くろう者たちの青春と暴力
セルゲイ・ロズニツァ『ドンバス』ドキュメンタリーの名手が劇映画で描く、ドンバスの「真実」

代表100作のあらすじや制作背景を徹底解説

用語・人物解説
ウクライナ映画史
ウクライナ映画視聴法
外国映画の中のウクライナ
ウクライナのアニメーション
などのコラム

作品の情報

メイン
著者: 梶山祐治

フォーマット 書籍
発売日 2024年08月10日
国内/輸入 国内
出版社パブリブ
構成数 1
パッケージ仕様 -
SKU 9784908468766
ページ数 240
判型 A5

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