フランスの大人気バンド、Tahiti 80が、記念すべき10枚目のアルバム『Hello Hello』のリリースが決定!
90年代にルーアンで結成されて以来、Tahiti 80は数々のディスコグラフィを築き、CorneliusやTore Johansson、Adam Schlesinger、Richard Swiftなどのアーティストと共演してきました。リードシンガーで作曲家のザビエ・ボワイエは、「前作『Here With You』(2022年リリース)ではやや不満を感じており、理由はパンデミックの影響で別々に自宅で録音せざるを得なかった。その反動からかリハーサルのスポンテニアティとスタジオセッションでの化学反応を融合させたいという意欲に駆り立てられて、そのスピリットを捉えるのに最適な場所を探していたんだ。」ということで、2023年夏、フランスの田舎に位置するパラフェナリア・スタジオでメンバーは10日間セッションをし、その後、ボーカルやシンセなどはパリ、ルーアン、モンペリエで秋に最終調整され完成したのが本作!
『Hello Hello』を構成する12曲は、統一感のある楽曲で形成されており、タヒチの創造性、多様性、成熟度を際立たせている!アルバムのオープニングを飾る「Every Little Thing」は、シューゲイザーとシンセを見事に融合させた曲で、この曲は、スタートからフィニッシュまで同じコードを保ちながら展開する数少ないTahiti 80の曲の1つ!その他ブラジル音楽に影響受けている曲や、タヒチの王道的な曲調、そしてシティーポップ的なサウンドまで色とりどり!インディー・ポップへの革新的でユニークなアプローチ、タイムレスなメロディ、洗練されたプロダクションにより、Tahiti 80は世界中のファンに共鳴し続けています。
発売・販売元 提供資料(2024/07/12)
色褪せぬ名曲"Heartbeat"で知られるフレンチ・バンドの記念すべき10作目。コロナ禍でのリモート録音だった前作を経て、今回はスタジオに集結して制作。音のひとつひとつが瑞々しく弾んでおり、ブラジルやソフト・ロックの意匠を纏ったアレンジのなか、メロディーはますます蒼い輝きを放っている。〈エヴァーグリーン〉という言葉は彼らのためにあるのかもしれない。
bounce (C)田中亮太
タワーレコード(vol.490(2024年9月25日発行号)掲載)