Forever! Best Of 40 Years

ヨーロッパ的な哀愁エレクトロ・テクノ・ポップが、時代を超えて現代に鳴り響く!
「Forever Young」の大ヒットで知られるドイツが誇るエレクトロ・ポップ・バンド、アルファヴィル。ポップ・アイコンとして今なお熱心なファンを魅了し続けている彼らの活動40周年を記念したバンドのキャリアを俯瞰する初のコンピレーション・アルバム『FOREVER! BEST OF 40 YEARS』、堂々完成! こちらは彼らの40年の歩みを凝縮した全40曲を収録する3枚組CDエディション!

80年代の洋楽シーンを席巻していた、エレクトロ・ポップ/テクノ・ポップ。英語圏以外の国からも様々なアーティストが活躍し、それぞれの空気感や特徴を曲に取り入れた数々の名曲が生まれてきたのだが、その流れの源流とも言える見事な楽曲を生み出したアーティストがいた。それが、BeyonceやOne Direction、Imagine DragonsやJay-Zといった人気アクトがカヴァーを披露したり、ここ日本でもTVCMにも使われ、その哀愁のメロディで洋楽ファンの心を掴む名曲「Forever Young」を生み出した、ドイツ出身のエレクトロ・ポップ・アクト、アルファヴィルだ。

世界的な大ヒット曲となった「Big in Japan」や「Forever Young」といった楽曲を収録した彼らのデビュー・アルバム『FOREVER YOUNG』がリリースされたのは、今からさかのぼること40年前となる1984年9月27日だった。その記念すべきアルバム・デビュー日からちょうど40年目を迎える2024年9月27日に、彼らのその40年にも及ぶキャリアを俯瞰する、バンドにとって初となるコンピレーション・アルバム『FOREVER! BEST OF 40 YEARS』がリリースされることとなった。

この『FOREVER! BEST OF 40 YEARS』は、彼らのキャリアを年数と同じ40曲で俯瞰する3枚組CDエディション、そしてさらにその中から凝縮された13曲を収録した1枚のアナログ盤という2形態でのリリース。3枚組CDには20ページにも及ぶブックレットが同梱されており、180グラム重量盤アナログを採用したアナログ盤は、貴重な写真の数々をレイアウトしたインナースリーヴが同梱された仕様となっている。(1/2)

マリアン・ゴールド、ベルンハルト・ロイド、フランク・メルテンスによって結成されたこのポップ・バンド、アルファヴィル。彼らは、世界的なミュージック・シーンでブレイクを果たした、数少ないドイツ人バンドのひとつである。「Big in Japan」や「Forever Young、「Sounds Like a Melody」といったヒット曲で、彼らは何世代ものファンにインスピレーションを与え続けているのだ。今回、バンド活動40周年を記念した初のベスト・アルバムのリリースにあたり、メンバーはこうコメントを残している。

マリアン・ゴールド:
「アルファヴィルっていうバンドは、とても好奇心旺盛な人たちで構成されていて、俺たちにとって音楽の世界っていうのは、完全にクレイジーな遊び場なんだ。その中に身を投じ、間違いを犯し、回り道をして、そして素晴らしい洞察と最高にクレイジーな曲を持って帰ってくる。それは素晴らしい冒険であり、とてもとても楽しいものさ」

ベルンハルト・ロイド
「"ポップス界最大の年"と呼ばれた1984年当時、アルファヴィルの成功には一見単純な説明をつけることができる。正しい時に、正しい場所で、正しいアイデアを発表したってわけさ。でもそれから40年経った今日、この単純な説明ではもう、この世界的な成功を説明しきれなくなってきている。結局のところ、アルファヴィルの楽曲が持つ特別な魔法のおかげに違いない。あと付け加えるならば、それを生み出した私たちの熱意、っていうことかな」(2/2)