その実直でリアルな語り口でアメリカのワーキング・クラスの魂を歌う、オクラホマのシンガー・ソングライター/プロデューサー、ザック・ブライアン。
アウトロー・カントリーやアメリカン・シンガーソングライターの伝統を受け継ぐ彼が紡ぐ新たな物語、『THE GREAT AMERICAN BAR SCENE』完成。ブルース・スプリングスティーンやジョン・メイヤーとのコラボレーションにも注目!
2枚組アナログLPも同時発売!!

オクラホマから登場したシンガー・ソングライター/プロデューサー、ザック・ブライアン。2022年発表のメジャー・デビュー・アルバム『AMERICAN HEARTBREAK』が米ビルボード200アルバム・チャートで初登場5位、同カントリー・アルバム・チャート、ロック・アルバム・チャート、フォーク・アルバム・チャートで1位を飾り、一躍注目のアーティストとなり、続く2,023年発表のセルフ・タイトル作『ZACH BRYAN』が米ビルボード200アルバム・チャート、同カントリー・アルバム・チャート、ロック・アルバム・チャート、フォーク・アルバム・チャートのすべてで1位を飾る大ヒットとなった彼が、アメリカ独立記念日の7月4日に配信でリリースした最新作『THE GREAT AMERICAN BAR SCENE』がCDとアナログLPでも発売となる。

米海軍に従事していた家族のものに沖縄で生まれ、オクラホマで育ったザック・ブライアン。10代の頃から曲作りをしていたという彼は、海軍に入隊してからも趣味として音楽活動を続けていた彼は、2017年頃からYouTubeに自身の楽曲をアップロードするようになり、自主製作でアルバムをリリースし、また2019年頃からライヴ活動も行うようになった。母に捧げた2019年発表の『DEANN』、そして愛する人について歌った2020年発表の『ELISABETH』を通じて多くのリスナーの心を掴んだ彼は、2021年カントリー・ミュージックの本拠地、『グランド・オール・オプリ』でデビューを果たし、その年にWarner Recordsと契約を結んだのであった。(1/2)

発売・販売元 提供資料 （2024/07/12）

彼がここまで人々の支持を集めているのはひとえにその歌心にある。スモール・タウンに生まれ育ったことを誇りに自分に正直にあろうと願う彼が、しゃがれ声とフォーク・ロックにアウトロー・カントリーを融合させたサウンドから繰り出されるのは、生々しいまでの市井に生きる人たちの物語。ユーモア混じりに語られる汗水たらした中から生まれた力強く、そして容赦ないほどリアルな歌詞は、アメリカン・ミュージックの歴史に脈々と流れるストーリーテラーの系譜に連なるものである。本最新作のタイトルが『THE GREAT AMERICAN BAR SCENE』であるのも、彼のシンガーソングライターとしての在り方が表れていると言えるだろう。

そして本作では現代アメリカンミュージックのストーリーテラーの大先輩でもあるブルース・スプリングスティーンとジョン・メイヤーとのコラボレーションも実現している。さらに同郷オクラホマのカントリー・アーティスト、ジョン・モアランドとのデュエットも収録されている。今年の第66回グラミー賞でケイシー・マスグレイヴスとのデュエット・ナンバー「最優秀カントリー・パフォーマンス(グループ)を受賞したザック・ブライアン。18曲の歌と1篇の詩によって構成されている『THE GREAT AMERICAN BAR SCENE』で彼は現代アメリカの魂を再び世界に届けるのだ。(2/2)

発売・販売元 提供資料 （2024/07/12）

Unlike many of his country contemporaries in the 2020s, Zach Bryan embraces naked pretension. The opening track of The Great American Bar Scene -- a title that consciously echoes that hoary literary cliche of the Great American Novel -- bears a parenthetical distinguishing it as a "poem" which, in all practical purposes, only means that instead of murmuring this song, Bryan chooses to clearly enunciate every one of its lines in a deliberate recitation. None of the other 18 songs on The Great American Bar Scene are explicitly stamped as a poem, but they sure are poetic, plump with purple imagery and plaintive rhymes. Three studio albums into his major-label career -- a discography thats also littered with indie releases, non-LP singles, EPs, duets, and live albums -- he gets itchy if he hasnt issued new music in a couple of weeks -- Bryans emphasis on the lyrics is now familiar, as is his tendency to mumble his way through his melodies, a tactic that often finds his stories getting swallowed by his artful acoustic atmosphere. Bryan makes some effort to combat this tendency here, opening up his production to faint echoes of heartland rock and occasionally shoring up his meditations with a suggestion of a backbeat -- "Oak Island" actually works up something resembling a head of steam -- it shifts in arrangements that help give The Great American Bar Scene a more discernable shape than American Heartbreak or Zach Bryan. Still, its telling that it takes cameos from a pair of rock superstars -- John Mayer helps sculpt "Better Days," Bruce Springsteen haunts the corridors of "Sandpaper" -- to help pull Bryans aspirations into focus: where the rest of the record seems caught in its own head, these tunes have a forward motion that makes the rest of The Great American Bar Scene seem relatively bereft of musical imagination. ~ Stephen Thomas Erlewine

Rovi