5度の来日公演を成功させるなど、日本でも人気を誇るオースティンのドリームポップ・バンド、Letting Up Despite Great Faultsが5thアルバム『Reveries』をリリース!
LAで結成され、現在は音楽の街、テキサス・オースティンで活動中のLetting Up Despite Great Faultsが5枚目のオリジナルアルバム『Reveries』をリリースする。
Letting Up Despite Great Faultsはデビューアルバムで完成させたエレクトロなシンセサウンドをシューゲイズやドリームポップというジャンルに落とし込むという発明で、日本でも5回の来日公演を成功させるなど人気を集めるバンドだ。
『Reveries』はミックスにJay Som、マスタリングにSlowdiveのドラマーであるSimon Scottを迎えて制作された作品で、3曲目に収録されている「Color Filter」ではLAで注目を集めるシューゲイズ・バンド、Soft Blue ShimmerからMeredith Ramondをゲストヴォーカルに迎えるなど、インディーポップやシューゲイズ・リスナーにはたまらないメンバーが参加した作品。
本作でもLetting Up Despite Great Faultsの特徴であるエレクトロ+シューゲイズ/ドリームポップにキャッチーなメロディーラインを加えるという彼らのオリジナリティーを武器にした作品に仕上がっているが、その上で冒頭を飾る「Powder」や6曲目「Past Romantic」のように実験的なリズムを取り入れた楽曲も収録。K-POPからHyper Popまで様々なポップスを聞くようになったというフロントマンのMike LeeがLetting Up Despite Great Faultsのインディーポップな良さに様々なジャンルをポップセンスを加えた楽曲たちもアルバムの中で存在感を放っている。
2曲目「Dress」はインディーポップのルーツが存分に感じ取れる心地良い楽曲であり、7曲目に収録されている「Collapsing」のコード感やメロディーセンスも90sのインディーポップやギターポップが好きな人たちにはたまらないであろう。
シングル曲として公開された「Swirl」は2010年代の〈Captured Tracks〉が好きな人にはオススメな楽曲であり、国内盤CDに収録されている2曲も間違いないLetting Up Despite Great Faultsが感じ取れる楽曲が収録!
発売・販売元 提供資料(2024/07/30)
5度の来日公演を成功させ、日本でも人気を誇るLA発、現在はオースティンで活動中のドリームポップ / インディーポップ・バンド、Letting Up Despite Great Faultsが2年半ぶりのオリジナルアルバム『Reveries』をリリースする。本作はMixingにJay Som、マスタリングにはSimon Scott(Slowdive)が手掛けた作品。ドリーミーでエレクトロニックなLUDGFの心地良いサウンドはそのままに、ビートメイクなどを中心に今までとは違う要素も付け加えたLetting Up Despite Great Faultsのファンであれば間違いなくとろけるような感覚にさせられるドリーミーで美しいアルバムに仕上がっている。 (C)RS
JMD(2024/07/11)
テキサスのドリーム・ポップ・バンドによる5枚目のアルバム。キャンディーのように甘いメロディーと開放的なシンセ・サウンドが交わる曲群は、ワイルド・ナッシングといった10年代のUSインディーを想起させる。ドラムンベースに通じる性急なビートを刻む"Past Romantic"など、ダンス・ミュージックのスパイスがちらつくのもおもしろい。
bounce (C)近藤真弥
タワーレコード(vol.491(2024年10月25日発行号)掲載)