Teen Dazeのサウンドは大きな変化をみせている。カナダ版グラミー賞とも言われるJUNO AwardsのElectronic Album of the yearを受賞した前作「Interior」では、ネオンに照らされたようなハウス・ミュージックを探求したが、本作ではジャズやポップスのエッセンスも取り入れた心地よくも味わい深いヴォーカル・アルバムを完成させた。 (C)RS
JMD(2024/07/25)
「ゴージャズでセクシーな80年代風スタジオ ポップ」- Stereogum
前作でカナダ版グラミー賞を受賞したTeen Dazeが久々のヴォーカルアルバムを完成!
シンガー・ソングライターのAndy Shaufがドラムに、LAジャズ・シーンの才人 Sam Wilkesがベースでゲスト参加!
Teen Dazeのサウンドは大きな変化をみせている。カナダ版グラミー賞とも言われるJUNO AwardsのElectronic Album of the yearを受賞した前作「Interior」では、ネオンに照らされたようなハウス・ミュージックを探求したが、本作ではジャズやポップスのエッセンスも取り入れた心地よくも味わい深いヴォーカル・アルバムを完成させた。
冒頭の「Back yard」ではAndy Shaufをドラムに、LAジャズ界の重鎮Sam Wilkesをベースに迎え、メロウなグルーヴァーで、1970年代のローレル・キャニオンをイメージさせますが、随所に現代的な装飾が施されている。
「Nothing's gonna change my love」は2分半のスローなジャズ・ポップ風の曲で、偉大なSadeの影響、あるいは午前2時にLAのダウンタウンを出発するときの感覚から来ているのかもしれない。歌詞では、予測不可能な人生というものに挑戦する愛の物語を描いている。
「Neighbourhood」では、Andy ShaufがドラムにSam Wilkesがベースにフィーチャーされジャズ・ポップを吹き込んだサウンドで、Teen Dazeは静かな近所をのんびりと案内してくれる。心地よい並木道に日が沈み、より奇妙でシュールな環境が姿を現す。
この待望のアルバムに関して本人はこう述べている。
「『Elegant Rhythms』は4年の歳月かけて作ったアルバムです。その間に他の曲もたくさん作ってリリースしましたが、このアルバムはずっと作り続けてきました。このレコードには心血を注ぎました。アルバムのどの曲にも、今までにないほどの心の弱さが込められています。これらの曲は、家族を持つこと、妊娠損失、世代間のトラウマに対処すること、40歳に近づくにつれて人生の目的についての疑問に直面することなど、この4年間で経験した人生の大きな瞬間を処理するための私なりの方法でした。これまでで最もパーソナルなアルバムです。」
発売・販売元 提供資料(2024/07/23)