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落語の人、春風亭一之輔

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フォーマット 書籍
発売日 2024年08月09日
国内/輸入 国内
出版社集英社
構成数 1
パッケージ仕様 新書
SKU 9784087213287
ページ数 200
判型 新書

構成数 : 1枚

はじめに ~長い言い訳~

一、ふてぶてしい人
前座時代の一之輔が放った衝撃のひと言
不機嫌そうに出てきて、不機嫌そうにしゃべる
「自分の言葉に飽きたらダメなんです」
挫折がなさ過ぎる

一、壊す人
You Tube著作権侵害事件
西の枝雀、東の一之輔
保守的な落語協会と、リベラルな落語芸術協会
「跡形もないな、おまえ」
師匠を「どうしちゃったの?」と驚かせた『初天神』
食わせてもらったネタ
たった一席の二十周年記念
逸脱が逸脱を生む「フリー落語」
一之輔の稽古は「うーん」しか言わない
同志、柳家喜多八

一、寄席の人
談志の弟子にならなかった理由
寄席への偏愛
寄席は落語家の最後の生息地
「捨て耳」という修行
劇っぽくなってきた落語

一、泣かせない人
人情噺に逃げるな
泣かせる側に落っこちてしまうことが怖い
泣く一メートル手前までいく人情噺
一朝は一之輔に嫉妬しないのか

おわりに ~頼むぞ、一之輔~

  1. 1.[書籍]

めったに人を褒めないことで知られた人間国宝・柳家小三治をして「久々の本物」と言わしめた落語家、春風亭一之輔。
21人抜きの抜擢真打であり、『笑点』の人気者でもある彼は落語界の若きエースだ。
機嫌がよくても眉毛が「ハ」の字になりがちで、どこか無愛想に見えてしまうのも持ち味。
極度な照れ屋であり、著者は〈取材をすればするほど、どんどん取材が下手になっていくような感覚に襲われた〉と懊悩する。
「ぜんぜん壁にぶつかってきていない」とあっけらかんに語る彼は挫折を知らない男でもある。
そんな天才に挑んだ計二十時間以上にも及んだインタビューの果てに浮かび上がったものとは――存在そのものが「落語」な芸人に迫ったノンフィクション。

作品の情報

メイン
著者: 中村計

その他
フィーチャードアーティスト: 春風亭一之輔

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