台湾で最も注目を集めるオルタナティヴロックバンド・Sorry Youth拍謝少年、待望の4thアルバム『Noise Apartment』完成。
昨年は来日ツアー4ヶ所の公演を果たし、2024年には2月、3月と立て続けに台湾大型音楽フェス「Emerge Fest.(浮現祭)」と「Megaport Festival(大港開唱)」のメインステージを飾り、台湾のインティーズ音楽シーンでは重要な存在となっているSorry Youth拍謝少年。そんな快進撃を続ける彼らは、2024年下半期もその歩みを止めることなく、台湾・台北5000人キャパの会場でのワンマンライブ、さらには再びの来日ツアーも決定。
本作は、Sorry Youth拍謝少年が音楽の原点を振り返った作品となった。初期を彷彿とさせるインスト曲や疾走感のあるロック、エレクトロやTrip-popの要素を取り込んだリズム感があるサウンド、さらにいつものように同世代のリスナーとの共鳴を引き出す友情や家族をテーマとしたメッセージ性が前面に溢れた楽曲を収録している。また、新たな試みとしては、これまでは楽曲で触れてこなかったラブソングに挑戦した他、同じく台湾語を駆使し、「金曲奨(台湾のグラミー賞と称される)」を受賞したイーノン・チェン、ツァオ・ヤーウェン、シェ・ミンヨウ―など豪華ボーカル陣も迎え、バリエーションが豊かな力作に仕上がった。
■『Noise Apartment』アルバムコンセプト
世界中にバンド活動で育った少年たちは、何にも負けず、反抗的な性格を持っている印象があるようです。社会のルールに従うことを嫌い、自分たちの小さな空間で独自のロックを創り出してきました。社会に出たばかり3人の僕らも同じ、街の端で一緒にアパートを借りて暮らした。大学を卒業したにもかかわらず、毎日音楽を楽しみ、映画を観たり、文学や漫画について夜明けまで語り合ったりしていたが、隣の部屋からは常に怒りや抗議来るほど騒いでいました。以上は拍謝少年(ソーリー・ユース)の原点です。
活動してから数年間で、3枚のアルバムをリリースし、台湾や世界中でツアーしてきた、そんな中から気づいたのは、まるで「精神と時の部屋」にいたようなそのアパートに暮らした頃に刻まれる記憶が、今でも僕らの原点だということです。そこで僕らは「ドラゴンボール」を集めて、その重なり合う様々な音を集めた空間を表現した、そのロマンティックでバカバカしい青春時代を記念するために、第四枚目のアルバム『騒音アパート』をリリースすることになりました。
発売・販売元 提供資料(2024/06/25)