ピンク・フロイドのヴォーカル&ギター、デヴィッド・ギルモアの9年振りのソロ新作。これまでの歴史上ピンク・フロイド関連では不可能だった日本盤ボーナストラックが奇跡の収録決定!アルバムはブライトンとロンドンで5ヶ月余りをかけてレコーディング、全曲新曲のアルバムとしては2015年発表の『飛翔』以来。プロデュースを手がけたのは、デヴィッド・ギルモアとチャーリー・アンドリュー(マーキュリー賞を受賞したインディー・バンド、ALT-Jを手がける)アルバムは新曲8曲とともに、ザ・モンゴルフィエ・ブラザーズの「ビトウィーン・トゥー・ポインツ」のリメイクを収録。参加したミュージシャンはベースのガイ・プラット(1987年以降ピンク・フロイドのレコーディングやツアーに参加)やキーボードのロジャー・イーノ(ブライアン・イーノの弟)、伝説的ドラマー、スティーヴ・ガッドやギルモアの息子、娘も参加。タイトル曲には今は亡きピンク・フロイドのキーボード奏者、リチャード・ライトもフィーチャーされている。 (C)RS
JMD(2024/06/26)
チャーリー・アンドリューを共同制作者に据えた9年ぶりの新作。老いや死をモチーフにした歌詞に呼応する沈静した空気感や、娘のロマニーが歌う"Between Two Points"など家族の貢献がもたらした柔和さなどが絶妙に融和、繊細さとディープさを併せ持つ厳かな音世界を生み出している。リチャード・ライトが自由闊達に鍵盤を操る表題曲をハイライトに挙げたい。
bounce (C)桑原シロー
タワーレコード(vol.489(2024年8月25日発行号)掲載)