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金融危機とバーゼル規制の経済学 リスク管理から見る金融システム

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はじめに
略語表

第1章 金融危機とレギュラトリー・アービトラージ
第1節 金融危機の概要
第2節 金融危機におけるレギュラトリー・アービトラージ
第3節 レギュラトリー・アービトラージの「進化」
【BOX 1】自己資本比率規制の歴史
第4節 金融危機における証券化の動向
第5節 証券化商品のリスク特性とレギュラトリー・アービトラージ
第6節 2004年の規制面での動き
第7節 教訓と残る疑問
【BOX 2】国際基準を策定する国際会議

第2章 リスク管理と監督機能
第1節 統合的リスク管理と金融機関内部のインセンティブ構造
第2節 証券化のリスク管理
【Box 3】 LBOファイナンスの募残リスク
【Box 4】 ストレステストとリスク管理
第3節 報酬規制とリスク・アペタイト・フレームワーク
第4節 金融革新と監督能力
第5節 金融危機以前のプルーデンス政策の枠組み
第6節 市場規律の過信と監督の機能不全

第3章 レポ市場と流動性リスク
第1節 米国レポ市場の概要
第2節 レポ市場における金融危機の伝播・拡散
第3節 トライパーティ・レポ市場の問題点
第4節 米国のトライパーティ・レポ市場の改革
第5節 投売りと流動性リスク

第4章 OTCデリバティブ市場の改革と清算機関(CCP)
第1節 OTCデリバティブ市場と金融危機
第2節 CCPの機能とリスク管理
第3節 CCP義務付けの功罪
【BOX 5】OTCデリバティブ市場全体の制度設計(リスクと規制資本のバランス)
第4節 CCPのロス・アロケーション

第5章 プロシクリカリティと規制,会計ルール
第1節 プロシクリカリティ対策のアジェンダ
第2節 引当とプロシクリカリティ
第3節 プロシクリカリティと公正価値会計
第4節 リスク感応的な自己資本規制とプロシクリカリティ
第5節 日本の不良債権問題とプロシクリカリティ
【BOX 6】追い貸し批判について

第6章 マクロプルーデンス政策の見直し
第1節 曖昧な「マクロプルーデンス」の概念
第2節 マクロプルーデンスはどこで間違ったか
【BOX 7】Borio論文の問題点
第3節 学界のマクロプルーデンス批判とBISのトーンダウン
第4節 イングランド銀行の反論
第5節 IMFのマクロプルーデンス規制の正当化
第6節 各種のマクロプルーデンス規制の評価
第7節 マクロプルーデンス的なモニタリング
第8節 マクロプルーデンスの功罪

第7章 金融システム改革のこれから――規制強化では問題を解決できない
第1節 危機後の金融システム改革の評価
第2節 金融システム改革が目指すべき方向

参考文献
おわりに
索引

  1. 1.[書籍]

金融・決済システムの制度設計には金融機関や市場参加者のリスク管理・リスクテイク等、ミクロのインセンティブ構造が重要と提唱。

著者は日銀在勤中に日本の金融当局の代表として「バーゼル銀行監督委員会」と「BIS支払決済システム(CPSS)」の両法の委員を歴任し国際交渉を行ってきた。それらの実務経験を踏まえて、金融・決済システムの国際的な規制やリスク管理に関する、?議論の系譜、?現在の論争点、?実務と規制のギャップ、?規制の副作用、?リスク管理と規制・監督のあり方、などについて実務・理論の両面から議論する。

作品の情報

メイン
著者: 宮内惇至

フォーマット 書籍
発売日 2015年09月30日
国内/輸入 国内
出版社勁草書房
構成数 1
パッケージ仕様 -
SKU 9784326504114
ページ数 416
判型 A5

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