2009年よりバイターズのフロントマンとしてUSインディーズ・シーンで活動してきたタック・スミス。子供の頃よりアウトサイダーな生き方をしてきたタックは、パンク、グラム・ロック、パワー・ポップに大きな影響を受けてきたという。そんなタックは2018年のバイターズ解散を受け、2020年にソロ名義の新バンド=タック・スミス&ザ・レストレス・ハーツとして新たなキャリアをスタートさせた。そして本国発売から1年後となる2023年12月にアルバム『しくじった青春のバラッド』でタック念願の日本デビューを果たした。70s/80sロックンロール直系の青春感に満ちた小気味良いパワー・ポップが耳ざといクラシック・ロック・ファンの間で早くも好評を博している(昨今では珍しく全曲に邦題も!)。この2ndアルバムもまたタックのソングライティング・センスが炸裂しており、1stアルバム同様に全ての楽曲が3分台という簡潔なロックンロールの中にキャッチーなポップ・メロディーが詰まっている。 (C)RS
JMD(2024/07/30)
遅れてきたピュア・ロックンローラー、初来日公演を前に2nd AL登場!
2009年よりバイターズのフロントマンとしてUSインディーズ・シーンで活動してきたタック・スミス。子供の頃よりアウトサイダーな生き方をしてきたタックは、パンク、グラム・ロック、パワー・ポップに大きな影響を受けてきたという。
そんなタックは2018年のバイターズ解散を受け、2020年にソロ名義の新バンド=タック・スミス&ザ・レストレス・ハーツとして新たなキャリアをスタートさせた。そして本国発売から1年後となる2023年12月にアルバム『しくじった青春のバラッド』でタック念願の日本デビューを果たした。70s/80sロックンロール直系の青春感に満ちた小気味良いパワー・ポップが耳ざといクラシック・ロック・ファンの間で早くも好評を博している(昨今では珍しく全曲に邦題も!)。
この2ndアルバムもまたタックのソングライティング・センスが炸裂しており、1stアルバム同様に全ての楽曲が3分台という簡潔なロックンロールの中にキャッチーなポップ・メロディーが詰まっている。
●日本盤ボーナス・トラック1曲収録
●解説:増田勇一
●歌詞・対訳付
発売・販売元 提供資料(2024/07/19)
さすらいのパワー・ポップ野郎と彼のバンドの2作目が出た。相変わらずキャッチーなギター・リフの嵐が吹き荒れ、胸キュンもののメロディー揃いだが、疾走感溢れるパンキッシュなナンバーやグラム・ロック調の三連バラードなど、自分のやるべきことをやるだけ、といった意思からくる高い集中力の働きがロックな純度の上昇を促している感あり。前作以上に度胸満点。
bounce (C)桑原シロー
タワーレコード(vol.490(2024年9月25日発行号)掲載)